ここから本文です

市川海老蔵さん「夢は常に持って」 成田で中学生歌舞伎講座

9/23(日) 12:22配信

千葉日報オンライン

 成田市御案内人の歌舞伎俳優、市川海老蔵さんによる「中学生親子歌舞伎講座」が21日夜、同市土屋の成田国際文化会館大ホールで行われ、市内の中学生親子ら約200人を前に、海老蔵さんは「夢は常に持たないといけない」と、夢を持つことの大切さを強調した。

 市によると、江戸元禄以来、成田山新勝寺と不動尊信仰の絆で結ばれている市川宗家。同市では、成田山開基1070年祭記念行事や結婚奉告で新勝寺を訪れるなど、市民にもなじみの深い11代目市川海老蔵さんを「成田市御案内人」に任命し、本年で就任4年目。日本の伝統芸能・文化継承を担う海老蔵さんを通じて、成田の魅力を発信している。

 講座は「市川海老蔵公演 古典への誘い」の前日に開催され、今回が3回目。成田屋一門の市川福太郎さん、福丸さんとの鼎談(ていだん)形式でスタート。舞台で緊張することがあるかと問われた海老蔵さんは「緊張はしない。緊張は若いころに経験するもので、緊張したらプロとして失格」と、緊張した様子の若い福太郎さん、福丸さんを震え上がらせ「歌舞伎の世界は、良い意味で舞台に慣れていくことが修行。どんな場合であっても、舞台に立ち続けることだ」と教示した。

 その後、中学生の代表者を舞台に上げ、舞台の中でポーズを作って静止し、感情の高まりなどを表現する演技「見得(みえ)」の切り方から、「バッタリ」という「ツケ」の打ち方までを丁寧に指南。参加した生徒は「まだ練習が必要」「やっぱり難しい」「手の動きが難しい」と話していた。

 講座では、福太郎さんによる「越後獅子」も披露された。