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新潮45問題について現役社員の胸中は 「編集部は猛省を」「最悪の出版だった」

2018/9/24(月) 11:01配信

BuzzFeed Japan

休刊の議論は10年前から

別の男性社員も「質は最低。同じ社として恥ずかしい出版だった」と批判する。

「“起きてしまった”ことへの対処方法としては最悪。保守派の“仲間”を守るために擁護するしかなかったんでしょう。校閲もギリギリまで争ったんではないでしょうか」

「他部署からしたら、いい迷惑。文芸のTwitterは、小説家に向けたアクションではないでしょうか。作家からも批判の声が上がっている中で『我々は違う』という表明でしょう」

新潮社は9月21日、佐藤隆信社長名義のコメントを発表した。以下が全文だ。

弊社は出版に携わるものとして、言論の自由、表現の自由、意見の多様性、編集権の独立の重要性などを十分に認識し、尊重してまいりました。

しかし、今回の「新潮45」の特別企画「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」のある部分に関しては、それらに鑑みても、あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられました。

差別やマイノリティの問題は文学でも大きなテーマです。文芸出版社である新潮社122年の歴史はそれらとともに育まれてきたといっても過言ではありません。

弊社は今後とも、差別的な表現には十分に配慮する所存です。

この声明にも、疑問を抱く。

「正直、なにを言いたいのかさっぱりわからない。この声明を出す必要はあったのだろうか。文芸のツイートもそうだが、それくらい社内は混乱しています」

「売り上げが右肩下がりの新潮45の休刊については、10年前ぐらいから議論されていた。今回の件で休刊になるかは佐藤社長の判断次第でしょう」

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最終更新:2018/9/24(月) 11:06
BuzzFeed Japan

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