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ANA、搭乗案内をグループ順に 国内線10月から、誰でもわかりやすく

9/25(火) 12:38配信

Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は、国内線の搭乗案内方法を10月1日から変更する。これまでは多頻度利用者向けの優先搭乗の案内時に、「ダイヤモンド」などサービス名で呼び出していたが、10月からは「グループ1」などグループ番号順に変更し、普段飛行機を利用しない人にもわかりやすい案内に改める。

 ANAの国内線の搭乗順序は、車いす利用者や小さな子供連れなどを「事前改札サービス」として案内後、優先搭乗の対象者を案内してから、すべての乗客が搭乗するようになっている。

 しかし、お年寄りなど飛行機に乗り慣れていない人にとって、優先搭乗の案内時に読み上げられる「ダイヤモンド」や「プラチナ」といったサービス名はなじみがない。ANAによると、現状は誰もがわかりやすい案内とは言えず、搭乗口付近に順番を確認する乗客が集まってしまうこともあるという。

 10月からは、グループ1から4までの番号順で案内。グループ1はマイレージサービスの最上位「ダイヤモンド」会員、グループ2が次位の「プラチナ」会員、ダイヤモンドとプラチナ会員が入会できる「スーパーフライヤーズ」会員、ANAが加盟する航空連合「スターアライアンス」の「ゴールド」会員、プレミアムクラスの乗客で、グループ3以降が一般の乗客となる。グループ3からは、機種によっては後方から前方、窓側から通路側の順に案内する。

 案内変更に伴い、航空券と保安検査場で乗客に手渡す保安検査証に、グループ番号を印字。乗客は自身のグループ番号を確認し、列に並んだり、案内を待つようにする。

 ANAによると、グループ番号で搭乗順序をわかりやすくすることで、優先搭乗の制度を知らない乗客が割り込むのを防いだり、搭乗順ではない乗客が搭乗口で滞留することなどを防ぎ、運航の定時制も向上させたいという。

 ANAでは、羽田空港の国内線保安検査場の通過締切時刻を、12月1日から20分前に変更。乗客数の増加やターミナル拡張によるもので、現行の15分から5分早めて定時出発率の向上につなげる狙いがある。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:9/25(火) 12:38
Aviation Wire