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ペレス、マクラーレンF1との交渉を認めるも、復帰を真剣には検討せず……「フォースインディアは魅力的」

9/25(火) 18:24配信

motorsport.com 日本版

 フォースインディアで今シーズンを戦うセルジオ・ペレスは、来季の移籍についてマクラーレンと話をしたことを認めつつも、同チームに復帰することについては真剣には考えなかったと語った。

【写真】ペレスが駆る、マクラーレンMP4-28

 2011年にザウバーからF1デビューを果たしたペレスは、翌2012年に大躍進。3回の表彰台を含む66ポイントを稼ぎ出し、ランキング10位となった。その活躍がマクラーレンの目に留まり、2013年には同チームのドライバーに大抜擢された。

 しかし、マクラーレンでは1度も表彰台を獲得することなく、わずか1年限りでチームを追われ、2014年からはフォースインディアに加入した。

 フォースインディア加入後のペレスは、チームの躍進も相まって、毎年安定した成績を残し、5シーズンの間に5回の表彰台を獲得。2016年と2017年には、ドライバーズランキング7位となった。

 一方マクラーレンは大失速。2014年の開幕戦以来表彰台を獲得できていないばかりか、ランキングも下降線の一途をたどっている。

 復活を目指すマクラーレンだが、チームのエースドライバーであるフェルナンド・アロンソは今季限りで事実上F1から引退。アロンソのチームメイトであるストフェル・バンドーンへのチームから信頼も、そのパフォーマンスの低迷により失われてしまった。そのため、マクラーレンは新たなドライバーを探すこととなった。

 その候補のひとりだったのが、ペレスだった。しかしペレスは、マクラーレンと交渉は行ったものの、契約することはなかったという。そして結局、マクラーレンはカルロス・サインツJr.とランド・ノリスというフレッシュなコンビで、2019年シーズンを戦うことを決めた。

「僕らは話し合いをした」

 そうペレスは語った。

「彼らは僕のプランに興味を持っていた。しかし、付け加えることはあまりなかった。なぜならその時までに、僕の予定は明確になっていたからだ」

「僕は手にしているモノに満足しているし、それが僕の将来にとって最高の選択だと信じている」

「ある日、一番速いマシンにすごく近付くことができたとしよう。でも次の日には、シートがない自分がいる。そうなってしまえば、何もすることはできないんだ」

「僕はフォースインディアと、素晴らしいポジションに辿り着くことができた。チームがまだとても小さい頃、最も小さいチームのひとつだった頃に、僕は加わった。それから僕らは成長してきたと思うし、直近の2シーズンは素晴らしい結果だったと思う」

 フォースインディアは財政危機に陥り、新たな投資家の支援を受け、”レーシングポイント・フォースインディア”として再スタートを切った。そんな困難な状況にもかかわらず、トップ3以外の中では最も高い競争力を誇るチームのひとつになっている。ペレスも語ったように、フォースインディアは”ベスト・オブ・ザ・レスト”であるランキング4位を2年連続で続けてきたが、今季も同じポジションを狙えそうな位置にいる。

 ペレスの来季に向けた契約はまだ発表されていないが、本人はすでに「契約を結んでいる」と語っている。おそらく、フォースインディアに残留する可能性が高いはずだ。

「メルセデスやフェラーリのシートを得ることができないなら、フォースインディアは非常に魅力的な場所だと思う」

 そうペレスは語った。

「僕らは過去2年間、ライバルたちを打ち負かしてきた。僕はチームと一緒に大きく成長したんだ。そして、僕は自分の計画について満足している」

「ここにいるということは、今後数年間に向けて良いポジションになると思う」

Stuart Codling, Jonathan Noble

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