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韓国空軍RC-800電子偵察機は北朝鮮監視活動を維持できるのか

9/26(水) 6:34配信

FNN PRIME

2回目の米朝首脳会談は近く、シンガポール以外で

9月24日、米国のトランプ大統領は、先週南北首脳会談を行った韓国の文在寅大統領との会談の冒頭、「金正恩委員長との2回目の会談を近く開催する」と述べたうえで、開催地について、トランプ大統領は、前回のシンガポール以外だと述べた。

【写真】韓国軍の韓国軍のRC-800電子偵察機とは…

先週、3度目の南北首脳会談を行った文大統領とは、核施設への査察受け入れをめぐる北朝鮮の認識を確認したり、北朝鮮が核施設廃棄の条件として求めた「アメリカによる相応の措置」についても協議したとされる。

「核脅威のない朝鮮半島」日本への影響は?

先週、韓国の文在寅大統領は、北朝鮮の金正恩委員長と一緒に白頭山の山頂に一緒に登り、その映像を公開するなど融和ムードの演出が目立っていた。

南北首脳が、署名して取り交わしたのが、「9月平壌共同宣言」。
「軍事的敵対関係の終息」という言葉がうたわれていて、具体的な項目として「板門店宣言軍事分野履行合意書」を平壌共同宣言の付属合意書として採択し、…朝鮮半島を恒久的な平和地帯につくる等。注目の核については「朝鮮半島を核と核脅威のない平和の地盤」につくっていく、となっている。

“核のない”朝鮮半島というのは、北朝鮮の非核化につながるかもしれないが“核脅威のない”朝鮮半島という記述は、アメリカの核の傘=核抑止への影響が気になるところだ。「日米防衛協力の指針」では「米国は、核戦力を含むあらゆる種類の能力を通じ、日本に対して拡大抑止を提供する」となっているため、日本の安全保障にとって重要と考えられているからだ。

南北合意は、日本の安全保障にとってプラスか?

さらに、核に関しては「米国が6・12朝米共同声明の精神に従って相応措置を取れば」という条件付きで「寧辺核施設の永久的廃棄のような追加的措置を、引き続き講じていく」としている。

寧辺の核施設というと、原子炉があって、核兵器の材料となるプルトニウムの生産を行っていたが、2008年に原子炉につらなる冷却塔を爆破してみせたことがあった。しかし、2013年には冷却塔が再建されて、原子炉の運転が行われた。

今回、あらためて「永久的な廃棄」との記述があってもどうなるか。しかも、これでは、既にできていると言われる核爆弾やその材料のプルトニウムや濃縮ウランがどうなるのか分からない。

そして、ミサイルの方は、「北側は東倉里エンジン試験場とロケット発射台を関係国専門家の参観の下で、まず永久的に廃棄する」となっているが、日本にとって大問題の、ノドンやスカッドER・火星12型・北極星2型といった移動式発射機や潜水艦発射弾道ミサイル・北極星1型のように、日本が射程になってしまう弾道ミサイルについては、一言もない。

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最終更新:9/26(水) 7:47
FNN PRIME

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