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平均年齢87歳のモデルら 敬老の日 ファッションショー(熊本)

9/27(木) 9:59配信

福祉新聞

 敬老の日の9月17日、高齢者がモデルとして登場するシルバーファッションショーが熊本県天草市内で開かれ、700人以上が訪れた。天草市社会福祉協議会の主催。

 ショーは、メイクやファッションを通じ、地域の高齢者に社会参加を促そうと2010年から不定期で開催しており、今回で6回目。モデルとして出場した25人の平均年齢は87歳で、最高齢は98歳だった。開会あいさつで、中村五木・同社協会長は「明るい長寿社会のためには健康で生きがいを持ち、地域でいきいきと暮らすことが大切。すてきな笑顔と着こなしを楽しんでもらえれば」と述べた。

 モデルらは、自身で選んだ音楽が流れる中、ドレスや着物、スーツなど自前の衣装に身を包んで、1人ずつウオーキング。ステージの右と左端でポーズを決めた。中には緊張のあまり、早歩きになってしまう人や、ずっとその場にとどまり続けて係員に誘導される人もいた。

 会場は満席ということもあり熱気に包まれた。特に90歳以上のモデルが登場するだけで、客席からは「わぁ」と歓声が上がった。

 老人クラブの仲間に誘われ、初めてショーを見にきたという80代女性は「モデルの登場前に、これまでの人生の思い出や家族写真などが映される演出に感情移入して、少し泣いてしまいました」と話していた。

 ショーの最後には、最高齢のモデルが孫と共に登場。出演者を代表して「長生きしてよかったのは、子どもや孫の成長を見られたこと。周りの人にも感謝しています」と話すと、その日一番の拍手が起こった。

 終了後、モデルとして登場した上元正孝さん(91)は「出る前は緊張したが、気持ちよい一日になった。スポットライトを浴びさせてもらってありがたい」と感想を語った。

最終更新:9/27(木) 9:59
福祉新聞

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