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中国大都市、宅配ごみが生活ごみの93%占める ECの普及で

9/27(木) 12:10配信

東方新報

【東方新報】中国国家郵政は今年前半の宅配物取扱件数について、2015年の年間件数を上回る220億8000万件と予測している。一方、中国の超大都市において、生活ごみに占める宅配ごみの比率は93%に達している。

 最近公布された「電子商務(EC)法」は、宅配・物流事業者に対し、環境保護に配慮した包装資材を使用し、包装資材の軽量化やリサイクルも求めている。

 今年も11月11日の「独身の日」ネットセールが近づき、EC企業や物流企業は環境に配慮した対応をとっているものの、産業全体に浸透しているとは言い難い。

 また、企業側が努力しても、消費者側がECで注文した商品を取り出した後の段ボールをごみ箱に捨ててしまえば、包装資材のリサイクルは困難だ。

 消費者に段ボールを再利用させるには、利便性の向上やインセンティブが必要になるだろう。中国包装学会の王軍(Wang Jun)秘書長は、「正論を語るだけではなく、消費者が環境配慮型配送に協力しやすくなる具体的なアイデアが求められている」と指摘した。

 阿里巴巴(アリババ、Alibaba)系物流プラットフォームの菜鳥網絡(Cainiao Network)は昨年、全国100都市で段ボールの回収を実施。回収に応じた消費者には、ECサイトでの買い物券などを配布した。(c)東方新報/AFPBB News

※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。

最終更新:9/27(木) 12:10
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