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保釈・吉澤ひとみ被告「実刑回避」には被害者2人に示談金MAX6000万円

9/28(金) 16:36配信

東スポWeb

 刑務所行きを回避するには6000万円必要? 酒気帯び運転でひき逃げ事故を起こし、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で東京地検に26日起訴された元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ被告(33)が27日夕、保釈された。保釈保証金は300万円。今後は実刑判決も予想される公判が待つことになるが、執行猶予判決となる可能性もわずかに残っている。被害者2人が示談を受け入れ、吉澤被告の実刑までは望まないとなった場合だ。そのために吉澤被告側が支払う示談金の金額はいくらになるのか? 一方でアルコール依存症治療の必要性も専門家が指摘した――。

【写真】20日超の拘留でやつれたような顔つきだった吉澤ひとみ被告

 吉澤被告が勾留先の警視庁原宿署の通用口から出てきたのは午後5時半すぎ。白い長袖ブラウス、黒のロングスカートに黒のローヒールと、完全な“謝罪ファッション”だった。神妙な面持ちで歩き始め、報道陣が大挙して待ち構える目の前まで来て止まった。

 そして前で手を組み、深々と一礼。7秒ほど頭を下げた後、無数のフラッシュを浴びる中「被害者の方々に深くおわび申し上げます。このたびは誠に申し訳ありませんでした」と聞き取れないようなか細い声で謝罪した。そしてまた深々とおじぎを5秒余り。吉澤被告は振り返り、歩を進め、迎えのワンボックス車に乗り込んだ。

 これに先立ち、吉澤被告側は保釈保証金300万円を納付。前日26日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で起訴されたことで、今後は法廷で被告人として裁きを受けることになる。

 起訴状などによると吉澤被告は、6日朝に東京都中野区で自動車を運転中、赤信号を無視して時速86キロで交差点に進入。通行人をはね、そのまま走り去った。約15分後、自ら通報して現場へ。呼気検査で基準値の約4倍に相当するアルコールが検出された。

 法曹関係者は公判の行方について「被害者2人は軽傷だったとはいえ、高速で衝突し、酒気帯び、ひき逃げですから、懲役1年ほどの実刑判決が妥当。被害者と示談が成立した場合は執行猶予となる可能性もあるが、昨今の飲酒運転への厳罰化傾向から、その可能性は低いでしょう」と話す。

 このため、吉澤被告側は今後、被害者2人への示談交渉に移るとみられる。

「酒気帯び、ひき逃げでケガを負わせていることを踏まえると、一般人でも被害者1人1000万円くらいが相場でしょう。吉澤被告は芸能人で、夫はIT企業社長という点を考慮すると、一般人の2~3倍を示さないと実刑は免れないでしょうね。それで2人の被害者と示談が成立し、被害者の処罰感情として『実刑は望まない』という陳述調書を法廷で出せれば、執行猶予の線も出てくる」(同)

 つまり、被害者2人に対し、計4000万~6000万円の示談金を支払う必要があるわけだ。

 一方、警視庁は吉澤被告の運転免許の効力を10月5日まで停止する仮処分を執行。今後の行政処分によって免許取り消しが見込まれ、再取得できない欠格期間も決まる。

「被害者が軽傷だったことを踏まえても7~9年間」(警察関係者)となりそうで、車好きといわれる吉澤被告はハンドルを握れなくなる。

 執行猶予判決、断酒のハードルを乗り越えられるか。

最終更新:9/28(金) 20:53
東スポWeb

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