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190センチ左腕・上原がラストチャンスで決めた!日本ハム2年ぶりCS!

9/28(金) 13:38配信

北海道新聞

 お待たせ~! CS進出決定だ!! 日本ハムは27日、オリックスと今季最終戦(京セラドーム)を戦い、2-1で勝利した。3カ月ぶりの1軍登板となった上原健太投手(24)が先発し、緩急をつけた投球で好投。六回途中降板も試合をつくり、勝利を呼び込んだ。打線は六回、大田泰示外野手(28)の先制適時打などで2点を奪取。1点差で逃げ切り、クライマックスシリーズ(CS)進出が決定した。この試合で宮西尚生投手(33)が325ホールドポイントのプロ野球新記録をマークした。

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3カ月ぶりの2勝目!6回を無失点

 何よりも欲しい白星で、一発快投した。3カ月ぶりに1軍の先発マウンドを託された上原が、六回途中までオリックス打線を無失点に封じ、今季2勝目を挙げた。投打がかみ合わない試合が続いていた中で、執念のゼロ行進。連敗を3で止めただけでなく、CS進出も確定させた。
 打線がオリックス先発・東明を攻めあぐねる中、上原も意地を見せた。五回には先頭の大城に二塁打を許すなどで一死三塁のピンチを背負ったが、後続を断ち無失点。直後の六回に待望の援護をもらう、理想の展開に持ち込んだ。
 「きょうはストライクを取れた。ヒットを打たれても低めに集めることができた。失投が甘いところに行かなかったのが良かった」
 六回、先頭の吉田正に二塁打を浴び降板し「投げきりたかった」と悔やんだが、先発としての役割は十分に果たした。

今季初勝利の広島戦は自ら本塁打

 3年目の今季、6月18日の広島戦で1勝目を挙げた。打席では本塁打を放ち、投打で大暴れ。続く27日・ソフトバンク戦でも好投し、底知れぬポテンシャルは覚醒の予感が漂った。
 だがその後、左肩の違和感から首痛を発症。コンディション不良が重なり、1軍の舞台から遠ざかった。「(6月は)良い内容だっただけに、時間が空いたのはもどかしかった」。あと一歩ポジション確立までには至らず、2軍暮らしに舞い戻った。悔しさを熟成させ、シーズン終盤につかんだラストチャンス。1メートル90の恵まれた体を生かしマウンドで躍動した。

CS登板アピール!栗山監督「可能性は考えられる」

 結果を示したことでCSへ向けたアピールにも成功した。栗山監督は「可能性は考えられるよね。これだけ腕を振れるならね」。大型左腕の今後の起用法に思いを巡らせた。上原も「こういうところを任せてもらって役割を果たせて良かった。次にどう生かすかは自分次第。良い方向につなげたい」
 値千金の勝利で、一筋の強い光が差し込んだ。(道新スポーツ・石栗賢)

道新スポーツ

最終更新:9/28(金) 13:38
北海道新聞

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