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西武・菊池雄星、優勝でメジャー行き確実 大化けの可能性の根拠

10/1(月) 13:36配信

J-CASTニュース

 10年ぶりのパ・リーグ優勝を決めた西武の菊池雄星投手が、今オフにポスティングシステムを利用して、米大リーグに移籍することが確実になった。2018年10月1日付の各スポーツ紙(サンケイスポーツ、スポーツ報知など)が報じている。

 報道によれば、すでに球団から今季終了後のメジャー移籍を確約されており、菊池自身が掲げたメジャー挑戦の条件である「2ケタ勝利」と「優勝」をクリアしたことで、両者円満のメジャー行きとなるようだ。

■強いメジャー志向 伴侶も英語が堪能で準備は万端

 菊池のメジャー志向は強い。岩手・花巻東高3年時の2009年のドラフト会議前には、日本のセ・パ12球団に加え、ドジャースなどメジャー8球団の関係者と面談した。本人は高校卒業後のメジャーを強く希望していたが、最終的には「日本で結果を残してからでも遅くはない」との周囲の説得に応じた形で断念した経緯がある。

 2016年にはフリーアナウンサーの深津瑠美さんと結婚。当時、深津さんは、メジャーリーグの情報番組でキャスターを務めていた縁で2人は結ばれた。また、深津さんは英語が堪能で、私生活において米国暮らしに何ら支障はなさそうだ。

 158キロの国内最速左腕を、メジャー関係者はどのように評価しているか。2018年8月15日付けのMLB公式サイトでは、菊池の今オフのポスティングシステムによる移籍の可能性に触れ、「先発ローテンションの2番手になれる」と高い評価を与えている。

 米国メディアでは、菊池獲得に複数の球団が動いていると報道されており、実際、今季の菊池の登板日はヤンキース、ジャイアンツなどのスカウトが熱視線を送り、多い日で10球団以上のスカウトが球場に足を運ぶなど、10球団を超える争奪戦になる可能性もある。

西武時代の師匠・石井一久さんの実績にみるメジャーの厳しさ

 すでに複数の代理人と面談しているとの報道もあるように、メジャー移籍へ着々と準備を進めている菊池。米国での注目は大きいが、果たして日本最速左腕はメジャーで通用するのだろうか。

 これまで日本からメジャーに移籍した左投手は8人。メジャーのパイオニアとして知られる村上雅則さん(南海→ジャイアンツ)をはじめとし、柏田貴史さん(巨人→メッツ)、石井一久さん(ヤクルト→ドジャース→メッツ)、岡島秀樹さん(日本ハム→レッドソックス→ソフトバンク→アスレチックス)、井川慶さん(阪神→ヤンキース)、高橋建さん(広島→ブルージェイズ→メッツ)、高橋尚成さん(巨人→メッツ→エンゼルス→パイレーツ→カブス→ロッキーズ)、和田毅さん(ソフトバンク→オリオールズ→カブス)がメジャーのマウンドに上がった。

 この中で先発投手として最も実績を残したのが、西武時代、菊池の師匠だった石井さんだろう。メジャーでの実働期間4年(2002~2005年)で、105試合のマウンドに上がり通算39勝34敗、防御率4.44の実績を残している。

 150キロを超える速球とスライダーを武器にした投球は、菊池の投球スタイルに重なる。また、制球難という欠点も菊池と重なる部分で、石井さんの場合、コントロールの悪さによる波があったため、年間を通じて安定した成績を残すことが出来なかった。

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最終更新:10/1(月) 13:36
J-CASTニュース