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カナダ中銀の利上げ観測高まる、新貿易協定で不透明感が後退

10/2(火) 5:25配信

ロイター

[トロント 1日 ロイター] - カナダと米国が北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で合意し、メキシコを含めた3カ国協定が維持されることになったことを受け、市場ではカナダ中央銀行が来年末までに4回の追加利上げを実施するとの観測が強まっている。

トロント・ドミニオン銀行のシニア金利ストラテジスト、アンドリュー・ケルビン氏は「前向きな結果」だとし、「先行きは成長や投資への障害が取り除かれる」と指摘。「10月は(利上げが)確定に近付いたとみられ、来年の利上げもハードルが下がった」との見方を示した。

金融市場が織り込む2019年末までの利上げ幅は100ベーシスポイント(bp)。先週末に予想を上回る内容となった7月国内総生産(GDP)発表前の88bpから拡大した。

ナショナル・バンク・フィナンシャルのシニア債券エコノミスト、ポール・アンドレ・ピンソノー氏は、カナダ中銀が10月の金融政策リポートで成長見通しを引き上げる可能性があるとしつつも、中銀は新貿易協定に企業がどう反応するか確かめたいだろうと慎重な見方を示した。

最終更新:10/14(日) 7:40
ロイター