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農家の“高菜離れ”が深刻 とんこつラーメン以外でも人気なのになぜ?

10/2(火) 18:20配信

MBSニュース

きょう10月2日は「とんこつラーメンの日」。今そのとんこつラーメンに、とある危機が迫っていることをご存知でしょうか?それはトッピングとして欠かせない高菜の不足。名産地の一つ、福岡では生産量が10年前と比べて5分の1以下になった地域もあります。高菜にいったい何が起きているのか、そしてとんこつラーメンの未来は?

高菜が消えたラーメン店

「とんこつラーメンの本場、福岡・博多にやってきました。こちらの人気店にも高菜不足の影響が出ているということです。お話をうかがって参ります」(辻憲太郎解説委員)

辻憲太郎解説委員が向かったのは、博多で20年続くラーメン店「博多 元気一杯!!」。店の看板メニューは「とんこつラーメン」。白濁したスープにきくらげとネギなどをトッピング、シンプルながらも濃厚な味わいが人気です。さっそくいただきました。

「こってりですね!」(辻解説委員)
「こってりではなくクリーミーです」(店主 土井一夫さん)

辻解説委員、店主の土井さんからいきなりのダメ出し。

「失礼しました、これはクリーミー!麺にいきたいんですけど…スープが私を離してくれない!大阪で食べているものと違いますね」

おいしく食べていた辻解説委員ですが、壁に気になる貼り紙が…

Q.『当店から高菜が消えました』消えたのはいつですか?
「5月2日からですね」(土井一夫さん)
Q.それまでは普通にテーブルの上に置いてあった?
「テーブルにありました」

1杯目はとんこつスープそのままの味で。2杯目は替え玉を入れて高菜で味を変えるのが通の食べ方。この店では創業以来無料のトッピングとして辛子高菜を提供してきましたが、テーブルから高菜が消えたのです。そのワケは?

「不作ですね。入荷が完全にストップしました。4月の中旬くらいから『高菜がありません』と。こちらとしても(業者に)『探してください』と。方々手を尽くしてもやっぱりないですと」(土井一夫さん)

国産の高菜の収穫量が減って入荷が困難になっているのだといいます。中国産で代用することもできましたが、風味に違いがあるため高菜を置くことを断念しました。

Q.しばらくは仕方ない?
「仕方ないですけど、もう変えていくしかない」(土井一夫さん)
Q.どういうふうに?
「カレー味の替玉でカレーラーメンに変化させる」
Q.高菜からの脱却に舵を切ったということですね?
「舵を切りました」

とんこつラーメンに革命が起きていました。

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最終更新:10/2(火) 18:20
MBSニュース

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