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日本ハムCS第1ステージ初戦先発は上沢に!

10/2(火) 15:34配信

北海道新聞

 日本ハムは1日、前日に10年ぶりのリーグ優勝を決めた西武と札幌ドームで対戦したが、1-2で逆転負けを喫した。先発した上沢直之投手(24)が、毎回のように走者は背負いながら、1点リードを守り抜く粘り強い投球で西武打線を七回まで0封。しかし八回、西武4番・山川穂高内野手(26)に47号ソロを浴び、同点とされ降板。九回には3番手・玉井大翔投手(26)が秋山翔吾外野手(30)に勝ち越し24号ソロを浴びて万事休した。これで今季の西武戦負け越しが決定した。

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七回まで無失点ピッチも痛恨の123球目

 ほんの一瞬の静寂だった。上沢が山川に投じた123球目のスライダーが、弾丸ライナーで左翼スタンドに運ばれた。粘って粘って、七回まで無失点。だが1点リードの八回、先頭で迎えた相手主砲に47号ソロを許した。目前に迫った12勝目を、フルスイングでかき消された。
 ペナントレース最後の登板と心して臨んだ。意地でも勝利で締めるつもりでいた。登板5試合ぶりに先制の援護を受け、気合も入った。3者凡退は一回の一度きり。執念でゼロを並べた。七回までに120球を投げても「自分で決着をつけたかった」。志願して、八回のマウンドに向かった。

八回は続投志願のマウンド!

 痛恨の一発。ぼうぜんと立ち尽くした。しばらくは動けなかった。「自分で志願して(八回を)投げさせてもらったのに粘りきれなかった。あそこを投げきれないと勝ち星をつかめない。もったない失点だった」。投じた変化球は長距離砲への絶好球。悔やんでも、悔やみきれなかった。
 試合は3番手・玉井が九回、秋山に決勝弾を浴び1-2で敗れた。上沢は八回途中1失点の好投。西武打線に嫌な印象を植え付けた事実は変わらない。栗山監督も「前回から含めて、きょうも自分の中で『さあいくぞ』という感じのものになっている。勝たせてあげてたかったが、次に向かって行く上でいい形で投げてくれた」と右腕をねぎらった。

ローテを組み替え!CS第1S先発任せた!

 チームをけん引してきた上沢は13日、ソフトバンクとのCSファーストステージ初戦のマウンドに登ることが濃厚。最後の西武4連戦を迎えるにあたり、指揮官は上沢とマルティネスのローテーションを組み替えた。下克上の日本一への布石。コンディションを整え、エースとして先陣を切る。
 目指すのは、史上最強打線へのリベンジ。そして日本シリーズ制覇。挑戦権を得るために、まずは鷹狩りに照準を合わせる。「日本一になる可能性はまだある。しっかり準備したい」。飛躍の1年を、苦い思い出では終わらせない。(道新スポーツ・石栗賢)

吉井投手コーチ「相手の多和田は120球超えてもしっかり抑えてる」

 八回、先頭の山川に同点ソロを浴びた上沢について吉井投手コーチは「(上沢は)山川までと思っていて、球数が少なく抑えられたら八回をいってもらおうと。(120球を超えての続投は)ブルペンの事情もあるが、相手の多和田は120球超えてもしっかり抑えている。そういうピッチャーになっていってほしい」と話した。

道新スポーツ

最終更新:10/2(火) 15:34
北海道新聞

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