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釜山市民団体「戦犯象徴する旭日旗掲げた日本の軍艦は韓国に来てはならない」

10/3(水) 6:46配信

ハンギョレ新聞

「日本海上自衛隊艦艇の済州島入港を阻止する活動展開する」 済州江汀村でも旭日旗反対世論が拡散

 釜山(プサン)の市民団体が旭日旗を掲げて「大韓民国海軍国際観艦式」に参加するという日本の海上自衛隊艦船の入港阻止に乗り出した。観艦式の開催をめぐり賛否が分かれていた済州江汀(カンジョン)村でも旭日旗に対する反対世論が広がっている。

 釜山の複数の市民・労働団体が参加する「積弊清算・社会大改革のための釜山運動本部」の強制徴用労働者像建設特別委員会(建設特委)は2日、「戦争犯罪の象徴である旭日旗を掲揚した日本艦艇の国際観艦式への参加を糾弾する。市民が立ち上がって日本艦艇の入港を阻止する」と明らかにした。韓国海軍は8月31日、15カ国の参加国に対し、済州国際観艦式(10~14日)で所属国家の国旗と主催国の韓国の太極旗だけを掲げてほしいと要請した。しかし、日本政府は旭日旗は自衛艦旗であり、艦旗の掲揚は日本国内法令上の義務だとして、韓国海軍の要請を拒否した。

 建設特委は「日本政府は戦争犯罪に心からの謝罪と賠償を行うどころか、平和の少女像の撤去や強制徴用労働者像の建立への反対に乗り出した。済州にとうとう戦争犯罪の象徴、旭日旗を掲げて入ってくるという。参加者たちを集め、国際観艦式で日本艦艇の入港阻止闘争に乗り出す」と強調した。5日、東区日本総領事館前で糾弾記者会見も開く計画だ。

 江汀村海軍基地反対の住民会は先月27日、記者会見を開き、「旭日旗を掲揚した日本の自衛隊艦艇と米国の原子力空母、原子力潜水艦が入ってくる国際観艦式は、済州道の軍事基地化に向けた出発点であり、民軍複合型観光美港の海軍基地への転用を公認するもの」だとし、観艦式の開催に反対した。一部の住民たちは「日帝強占期(日本の植民地時代)に島民らが強制動員され、労務活動を強いられたのに、旭日旗をつけて済州に入ってくるなんてありえない」と話した。

 旭日旗は1870年、日本陸軍が初めて使ったが、日本が太平洋戦争を起こし、アジア各国を侵略する際に掲げた旗で、日本の軍国主義を象徴する。ナチス・ドイツが2次世界大戦当時に使用した「ハーケンクロイツ」に類似した性格のものだ。ドイツはハーケンクロイツを戦犯旗と規定して廃棄した。一方、日本は旭日旗にこだわっており、周辺国から、戦争の責任から逃れて反省していないと批判されている。

キム・ヨンドン、ホ・ホジュン記者 (お問い合わせjapan@hani.co.kr)

最終更新:10/3(水) 6:46
ハンギョレ新聞

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