ここから本文です

井上尚弥「今までで一番いい」 7日のV1戦に向け予備検診

10/5(金) 6:14配信

スポーツ報知

 WBA世界バンタム級王者・井上尚弥が、他団体王者ら8人とトーナメント方式で争う「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」の初戦に向けて、過去最高の仕上がりをうかがわせた。4日は同級4位フアンカルロス・パヤノとの初防衛戦の予備検診に臨み、両者ともに異常なし。興行主としてのストレスで痛風を発症した陣営の大橋秀行会長(53)と対照的なコンディションだった。

 井上の笑顔が、完璧な調整ができたことを表していた。パヤノとは7月の組み合わせ抽選会以来の対面。過去の試合前はピリついた雰囲気を出すこともあったが「もう、やばいっす。今までで一番いいと思いますよ」と笑みがこぼれるほど絶好調だ。

 一方、前夜に千葉県東方沖の地震(震度4)が発生し、横浜市内にいた大橋会長は緊急地震速報を知らせるスマホのアラーム音にドキリとさせられた。日本に接近中の台風25号の存在も気になり「一睡もできなかった」と興行中止の不安が爆発。「左足首に痛風が出ている。プレッシャーだよ。顔を殴られるより10倍痛い」と全責任を負う興行主の重圧に“KO寸前”だ。

 井上はバンタム級転向2戦目。「(パヤノは)キャリアがあって、オーラもある。自分がどんなボクシングができるか楽しみ」と試合が待ち遠しい様子だ。過去最高の拳を振り回す準備は万端。挑戦者、足を引きずる会長のストレスもろとも勝利で吹き飛ばす。(浜田 洋平)

最終更新:10/6(土) 15:06
スポーツ報知