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マクドナルドやケンタッキーでは働きたくない? 米ファストフード業界が直面する大問題とは

10/4(木) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

・アメリカのレストラン業界では「人材をめぐる戦い」が激しさを増し、大きな問題になっていると、経営者やアナリストたちは指摘する。

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・ダンキンドーナツ(Dunkin' Donuts)のようなチェーン店は、必要な人員を集めるのに苦戦していて、中には従業員不足のために売り上げが低下しているブランドもある。

・失業率が低く、仕事の替えはいくらでもきくような状況で、チェーン店はスタッフを採用し、彼らが辞めないよう説得する方法を見つけようと奮闘している。
アメリカのレストラン業界は、キッチンとフロアーに必要なスタッフを確保するため、厳しい戦いを強いられている。

「業界にとって最大の課題は、“人材をめぐる戦い“だろう」

オリーブ・ガーデンの親会社ダーデン(Darden)のCEOジーン・リー(Gene Lee)氏は、直近の決算報告で述べた。

こうした懸念を抱いているのは、リー氏だけではない。ダンキンドーナツの幹部も数年前からこの問題について議論していて、元CEOのナイジェル・トラビス(Nigel Travis)氏は、あるフランチャイズ加盟店から必要な人員の60%しか集まらないと聞かされたと語っている。

アナリストたちも、今日のレストラン業界最大の問題の1つとして、従業員不足を挙げている。

「アメリカ経済はまさに好調だ」

BTIGのアナリスト、ピーター・サレー(Peter Saleh)氏はBusiness Insiderに語った。

「人々は、より良い仕事を求めて転職している。こうした企業が必要とするだけの、能力ある労働者は不足している」

失業率も低い。8月のアメリカの失業率は3.9%だった。人手不足が進む中、レストランは今も接客をしたり、食事を作ったり、店内を掃除したりするスタッフを頼りにしている。適正のある人材を確保できなければ、経営者が思い描くより大きな戦略を成功に導くことは困難だ。

「一部ブランドは実際、セールス・ポテンシャルを抑えている」

業界誌『フランチャイズ・タイムス』の創業者ジョン・ハンバーガー(John Hamburger)氏は言う。

「シフトを埋められるだけのスタッフが見つからなければ、こうしたレストランが本来やろうとしていただけのことはできない」

ハンバーガー氏は続けた。

「スタッフを見つけるのに苦労しているブランドは数多くある」

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最終更新:10/4(木) 20:10
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