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ANA、パリ支店長が酒酔いで乗客けが ワイン6杯、諭旨解雇

10/5(金) 20:18配信

Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は10月5日、杉野健治パリ支店長兼ブリュッセル支店長(当時、52)を諭旨解雇処分にしたことを明らかにした。現地時間2日にパリを出発した羽田行きNH216便(ボーイング787-9型機、登録番号JA873A)の機内で酒に酔い、隣席の乗客にけがなどを負わせたため。

【乗客がけがをした当該787の機内】

 ANAによると、前支店長は日本時間3日午前7時40分ごろ、出張でNH216便のビジネスクラスに乗っていた際、通路を挟んで隣席の50代女性に頸椎(けいつい)捻挫のけがを負わせた。前支店長はワインをグラスで6杯飲み酔っていたという。

 けがをした乗客はその後、別の席に移り、羽田空港へ到着後に病院で全治2、3日との診断を受けた。前支店長は到着後、警察から事情聴取を受け、5日に会社側の処分が決まった。

 この問題を受け、ANAは片野坂真哉会長と平子裕志社長の役員報酬を20%減給1カ月とした。ANAグループ社員も、空港ラウンジとANAグループ便機内での飲酒を当面禁止とし、飛行中の巡回強化、客室責任者であるチーフパーサー(主客室乗務員)資格者に対してアルコール提供や保安サービスについて、再教育を実施する。

 前支店長は1988年4月入社。今年4月1日付で、販売部門からパリ支店長兼ブリュッセル支店長に着任した。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:10/5(金) 20:18
Aviation Wire