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マスクとザッカーバーグ、共通点は「コントロールフリーク」

2018/10/6(土) 12:05配信

The Telegraph

【記者:James Titcomb】
 マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏とイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、ここ数週間の出来事を忘れたいと思っているだろう。表面上は、両氏に起こった苦境には共通点がないように見える。

 米フェイスブック(Facebook)の最高経営責任者(CEO)であるザッカーバーグ氏は週の大半を、フェイスブックの過去の買収の後始末に費やした。

 フェイスブック傘下の写真共有アプリ、インスタグラム(Instagram)の共同創業者ケビン・シストロム(Kevin Systrom)CEOとマイク・クリーガー(Mike Krieger)最高技術責任者(CTO)の辞任がその一つだ。両氏はインスタグラムの方向性をめぐり水面下でザッカーバーグ氏と対立しており、徐々に溝が広がっていた。ザッカーバーグ氏は6年前、10億ドル(約1140億円)でインスタグラムを買収した後、おおむね自由にやらせていた。だが、最近はこれまでにないほどインスタグラムに力を注いでいた。結局のところ、ザッカーバーグ氏は、シストロム氏とクリーガー氏が「もうたくさん」と思うレベルまで追いつめてしまったのだ。

 さらに悪いことにこの辞任は、昨年フェイスブックを辞めたメッセージサービス、ワッツアップ(WhatsApp)の共同創業者ブライアン・アクトン(%%Brian Acton%%)氏が、痛烈なインタビューでザッカーバーグ氏の古傷に触れた直後に起こった。アクトン氏は、自身とジャン・コウム(Jan Koum)氏という2人のワッツアップ創業者と、ザッカーバーグ氏との間の冷めた関係を暴露したのだった。アクトン氏とコウム氏は2014年、ワッツアップを190億ドル(約2兆1600億円)でフェイスブックに売却したが、ワッツアップの方向性をめぐりザッカーバーグ氏と対立。両氏がフェイスブックを辞任するまで、そのような状態が続いたという。

 一方、米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)のCEOを務めるマスク氏は、テスラの非公開化をめぐるツイート問題に揺れている。米証券取引委員会(SEC)が先月、詐欺行為があったとしてマスク氏を提訴し、テスラを含め公開会社の経営に関わることを禁止するよう求めたことで、この物語はクライマックスを迎えた。

 提訴から2日後の9月29日、マスク氏はSECと和解し、制裁金2000万ドル(約22億8000万円)の支払いとテスラの会長辞任に合意した。

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最終更新:2018/10/6(土) 13:00
The Telegraph

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