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船便欠航で資材不足も 奄美、連続台風「もうくたくた」

10/6(土) 12:31配信

南海日日新聞

 台風24号が大きな爪痕を残した鹿児島県の奄美群島に5日、大型で強い台風25号が接近した。相次ぐ台風の上陸・接近に、住民からは「もうくたくた」「2次災害が心配で出歩くのが怖い」など不安の声がもれた。物流の乱れで復旧資材が不足している地域もあり、住民は不便な生活を強いられている。

 住家や倉庫、空き家などに多くの被害が出た龍郷町では、応急処置でガラスの割れた窓に板を打ち付けたり、損壊した屋根にブルーシートをかぶせるなど、住民は連続する台風の対策に追われた。

 同町秋名集落では商店のガラスドアが破損。ベニヤ板などで覆って25号の接近に対応した。店主の隈元サキ子さん(83)は「どの家も片付けが済んでいないまま。(台風25号の接近で)2次被害がないといいが」と心配そうに話した。

 円集落の女性(72)は「24号で集落のほとんどの家が被害を受けた。トタンや木材が飛んできそうで出歩くのも怖く、もうくたくた。台風はこれでおしまいにしてほしい」と疲れた表情を見せた。

 同町の大型スーパーでは、ベニヤ板や木材など家屋の補修資材が品薄となった。担当者は「24号通過後に木材やランタン、発電機の需要が高く、船が入らないまま25号の接近。問い合わせは多かったが対応できなかった」と話した。

 店長は「船が入れない関係で2~3週分の仕入れが止まっている。ご迷惑をお掛けして申し訳ない」と語った。同店では9日ごろの入荷を予定しているという。

奄美の南海日日新聞

最終更新:10/6(土) 12:31
南海日日新聞