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「語学留学すれば英語力は自然に伸びる」は大間違いだ

10/7(日) 7:40配信

MONEY PLUS

いつの時代も、語学留学に対する憧れを持つ人は少なくありません。

「語学留学をしてシャワーを浴びるように英語を使う環境に身を置けば、自分も自然に英語が口をついて出るようにペラペラになるのではないか」と考える気持ちを持ってしまうのは、わからなくもありません。私自身、昔は「英語力をつけるため、いつか海外生活をしてみたい」と思っていました。

しかし、実際に海外生活をした経験からいえば、語学留学をしたとしても、それだけで自然に英語力が伸びることはありません。この記事を読み、日本でコツコツ英文を読んで頑張っている人に勇気の出る言葉をプレゼントするとすれば、「英語は日本国内で身につく」ということです。

留学は上達しやすい環境があるだけ

語学留学は大きな効果が得られないばかりか、お金も時間も大変にかかる自己投資となります。仕事に就いている人にとっては「キャリアの中断」にもなりますので、大きな機会費用となります。

それだけ大きな投資であるにもかかわらず、費したものに見合う成果が得られません。語学留学をしたとしても、そこに日本で学習する何倍もの効率的な学習環境があるわけではありません。そこにはただ、「学習しやすい環境」があるだけです。

周囲は外国人ばかりですから、「自分の拙い英語を聞かれて恥ずかしい」と思うこともありません。また、周りが英語を話していますから、どうしても使わざるを得ないという環境は確かにあるでしょう。

ただ、そうした環境に身を置いていれば、勝手に語学が上達するという幻想にとらわれてしまうと、真剣に自分が勉強するという歩みを止めてしまう逆効果の要素も存在します。語学留学は「語学の勉強をしやすい理想的な環境がある」というだけでしかないのです。

たとえば、優秀な人達がたくさん働いているIT企業に勤めていると仮定しましょう。あなたは何もしなくても、周囲の影響を受けて自然に凄腕プログラマーになるでしょうか。そんなことはありませんよね? 自分が必死に頑張らなければ、周囲の環境がどれだけ恵まれていたとしても、一歩も成長することはないのです。

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最終更新:10/7(日) 7:40
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