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<話題>分厚い、TOPIXの1800ポイント強の岩盤

10/8(月) 8:30配信

モーニングスター

 この週(1-5日)目についたのは、2日引け後に東京証券取引所が発表した9月28日申込み現在の信用取引現在高(2市場)。「売り残」が前週比1382億円減の9291億円となる一方、「買い残」も同158億円減の2兆7815億円に減少。信用倍率は2.99倍と、前週の2.62倍から上昇した。

 このところ、日経平均が上昇すると、「売り残」の増加、「買い残」の減少により、信用倍率は低下するという逆張り傾向を強めていたが、9月28日の日経平均が前週比250円上昇する中、「売り残」は大幅に減少し、踏み上げの様相を呈した。それまでの2週で日経平均が1562円上昇していたことも背景にあるだろう。4日引け後に東証が発表した9月第4週(25-28日)の投資部門別売買状況(2市場1・2部等)を見ても、「海外投資家」は前週の2771億円の買い越しに続いて3771億円を買い越しており、買戻しの力が10月2日までの株価の押し上げに働いたといえそう。

 ただ、先週も指摘した通り、TOPIX(東証株価指数)の1800ポイント強にある岩盤は相当分厚そう。その突破のためにはファンダメンタル面の支援材料が必要と思われ、10月終盤から本格化する決算発表が待たれる。

(モーニングスター 10月5日配信記事)