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離婚する場合、加入中の生命保険はどうすれば良いの?

10/8(月) 8:30配信

Sodan[ソダン]

3組に1組の夫婦が離婚するといわれている昨今。実際に、あなたの周りにも価値観や生活感の違いから離婚された方がいるのではないでしょうか。もはや、他人事ではないのかもしれませんね……。そんな今回は、結婚直後に生命保険に加入した夫婦が離婚した場合、どのような手続きをしたら良いのか?確認していきたいと思います。

■離婚したら加入中の生命保険はどうすれば良いの?

生命保険を契約する際には、申込書の記入や健康状態の告知など、さまざまな手続きが必要となりますよね。それと同様に、契約後もさまざまな手続きが発生します。たとえば、給付金や保険金を受け取る際には給付金・保険金請求の手続き、契約後に引っ越しをした際には住所変更手続き、契約後に保険金の受取人の変更があった際には受取人変更の手続きといった具合ですね。

では、離婚をした場合も何か手続きが必要になるのでしょうか?

答えは、Yes。当然ですが、状況に応じた契約情報の変更が必要となります。まず、一番重要な手続きが「名義変更手続き」です。生命保険の契約時には、主に【1】契約者、【2】被保険者、【3】受取人の三項目に名前を記入する必要があります。このうち、【2】被保険者の欄に関しては変更不可能な箇所となりますが、【1】契約者と【3】受取人のいずれかに配偶者の名前が入っている場合は名義変更の手続きが必要ですのでご注意ください。こちらに関しては、次で詳しくみていきたいと思います。

また、ご夫婦のうちどちらかが引っ越しをされた場合は、「住所変更の手続き」も必要となります。

■名義変更手続きのタイミングは、離婚する前or離婚した後?

住所変更手続きに関しては、引っ越し先が決まった時点でも引っ越した後でも問題ありませんが、名義変更手続きに関しては、正式に離婚届を提出する前に変更されることをおすすめします。というのも、生命保険の契約においては「契約者や受取人の変更」=「保険契約の権利の譲渡」を意味しますので、離婚後になってしまうと手続きに非常に手間がかかってしまったり、トラブルの原因になりかねないのです。

「契約者=配偶者」と「受取人=配偶者」とでは手続きが異なるので、以下でそれぞれみていきましょう。

1.契約者が配偶者の場合

契約者は配偶者だけれど被保険者がご自身の場合、ご自身にかけられている保険のため自分の保険契約だと思いがちですが、正式には契約者である配偶者の契約となります。特に、積立タイプの終身保険や養老保険などは、途中で解約した場合は返戻金があることが多いため、離婚の際の財産分与の対象となります。

そのため、離婚を機に解約する場合は、その時点での解約返戻金をもとに資産を分割しますが、解約せずにそのまま継続する場合は、契約者をご自身へ変更する必要があります。その際、契約者の変更は契約者である配偶者でなければできないため、離婚後に連絡を取り合って変更してもらうよりは、離婚手続きと同時に手続きを進め、事前に変更されておくほうが良いかと思います。

2.受取人が配偶者の場合

一方、受取人が配偶者の場合、ご自身に万が一のことがあった際は受取人である配偶者の財産となってしまいます。事故はいつ・どこで起きるかわかりませんので、ご自身に万が一のことがあった際にしっかりと親族へ保険金を残せるよう、手続き漏れのないようにしてくださいね。

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最終更新:10/8(月) 8:30
Sodan[ソダン]

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