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錦織圭優勝ならず「勝つことをおそれるな」【ジャパンオープン】

10/8(月) 22:18配信

TENNIS.JP

10月7日(日) 楽天ジャパン・オープン 最終日。

2016年2月の全米室内選手権(メンフィス)以来2年8ヶ月ぶりのツアー優勝を狙った錦織圭(日清食品)だったが、予選勝ち上がりの22歳、ダニル・メドベージェフ(ロシア)に2-6、4-6で敗れてしまった。
ダブルス決勝では、マクラクラン勉/シュトルフ(ドイツ)組が見事優勝を飾った。

負けることをおそれるな。勝つことをおそれるな

杉田祐一との1回戦以外は完璧なテニスで勝ち上がってきた錦織。
久しぶりの優勝を目撃できるのではと信じていたのだが。

ベッカーをそしてイワニスビッチを世界一に育てたボブ・ブレットの言葉を思い出す。
「負けることをおそれるな」
「勝つことをおそれるな」
相反する禅問答のような言葉だ。

勝負では負けそうになり、ビクビクしてしまう。
勝てそうになり、ドキドキする。
何を恐れている?
何が怖いのか?
逃げずにそれをきちっとみて、立ち向かえ、というボブの言葉だ。

実際には、どうしたら良いのか?
まずは、それらの状況を想定して、その時の気持ちなどを書きだしたり、言ったりして整理。
技術的に対処できるものは練習でそれを磨く。
勝負の場では迷わない。心をクリーンにしておく。などなどだ。

「決勝で緊張しなかったことがないし、決勝でたぶん今まででぐっすり寝られたことがあんまりないので、(この決勝も)緊張はすると思う」前日錦織は決勝のことをこう言っていた。
その言葉を聞き、錦織は緊張の現実を受け入れ、きちっと対処していると思ったのだが。

一方メドベージェフは予選が始まった9月29日(土)からの8日間で7試合している。
1回戦では第4シードのシュワルツマン(アルゼンチン)、準々決勝では第6シードのラオニッチ(カナダ)、準決勝ではシャポバルフ(カナダ)などにストレートで勝ち上がってきた。試合数も多く疲れも溜まっていたはずだ。
「特別な作戦はない。良いサーブを打つことだけに集中した」とメドベージェフ。
明確な気持ちを持っていたのはメドベージェフ、勝つことを怖れなかった。

「前回優勝したアメリカではアメリカ人を、初優勝のオーストラリアではオーストラリア人と地元期待の選手を破って優勝してきたので、この日本でもそれを期待したい」と錦織との決勝戦、コートに入る前のインタビューでは語っていた。

1月ATP250シドニーでは予選から勝ち上がり、地元豪州のデミノーを1-6、6-4、7-5で優勝。
8月ATP250ウインストンセーラムでは地元アメリカのジョンソンを6-4、6-4で破り優勝している。

今年8月に結婚「その時は57位。だから結婚は大成功」と笑顔。
今回の優勝で自己最高の22位になり、ロシアのNo.1プレーヤーになった。

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最終更新:10/8(月) 22:18
TENNIS.JP

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