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張本智和、平野美宇がユース五輪卓球「金」に向け白星スタート

10/8(月) 11:48配信

テレビ東京スポーツ

 アルゼンチンで9月6日に開幕した「ユース五輪2018ブエノスアイレス」は7日から競技(全32競技)がスタート。世界200を超える国と地域から集まった原則15~18歳の約4000人の選手たちが熱戦の火ぶたを切った。

【動画】15歳の史上最年少主将・張本智和「必ず金を獲る」ユース五輪へ

 大会は18日まで。卓球競技の日程は7~15日で、男女シングルス(7~8日・予選リーグ/9~10日・決勝トーナメント)と混合ダブルス(12~13日・予選リーグ/14~15日・決勝トーナメント)の3種目が行われる。出場選手は男女各32人の計64人。

 日本から出場しているのは15歳の張本智和(JOCエリートアカデミー)と18歳の平野美宇(日本生命)だ。ともに同大会初出場の2人は初日の予選リーグで2戦2勝を挙げ、目標の金メダル獲得に向け幸先のいい滑り出しとなった。

 世界卓球やワールドツアーをはじめとするシニアの国際大会で数々の成績を残している2人は優勝候補の筆頭。特にトップシードの張本は過去最多の91人にのぼる日本選手団の最年少ながら主将にも抜擢され、現地時間午前10時(日本時間22時)に始まった初戦を平野とともにストレートで勝つと、さらに夕方(日本時間朝方)の2試合目も2人揃ってストレート勝ちを収めた。

 それぞれ順当に勝ち上がっていけば、張本の最大のライバルは中国の王楚欽になるだろう。18歳の王楚欽は左利きのシェーク攻撃型。世界ランクは現在8位の張本に対し105位だが、中国人選手の層の厚さと今年8月のアジア大会2018ジャカルタ卓球混合ダブルスで金メダルに輝いた実力を考えれば警戒が必要だ。

 女子もトップシードの孫穎莎(中国)が平野のライバルになるだろう。孫穎莎といえば平野と同じ2000年生まれで、プレースタイルに関しても早いピッチと強力なドライブ攻撃が武器という点で似ている。平野が2017年アジア選手権で当時、中国のトップ3だった丁寧、朱雨玲、陳夢を立て続けに破り優勝した後、平野対策用のコピー選手を務めたことでも話題になった。世界ランクは平野が9位、孫穎莎が37位。孫穎莎は2017年ワールドツアー・荻村杯ジャパンオープンや世界ジュニア選手権の女子シングルス優勝のタイトルを持つ。

 なお、過去のユース五輪における日本人の最高成績は初開催の2010年シンガポール大会で丹羽孝希(スヴェンソン。当時、青森山田高校)が獲得した男子シングルスと混合ダブルス(谷岡あゆかとペア)の金メダル。張本と平野には2大会ぶりの金メダルが期待されている。

(文=高樹ミナ)

テレビ東京