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ドクターヘリ、衛星通信で一元管理 ウェザーニューズ

10/8(月) 11:48配信

千葉日報オンライン

 ドクターヘリを安全・効率的に運航するため、民間気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区、草開千仁社長)は、国内のドクターヘリの運航を一元管理できるシステムを構築した。機内に持ち込める小型機器で衛星通信するため、無線が通じない山岳地帯でも他機の飛行位置や気象情報が把握でき、安全性が飛躍的に上昇する。2016年の熊本地震など災害時にも活用されており、今後は消防ヘリや小型無人機「ドローン」への導入も目指す。

 複数の救援ヘリが集結したものの十分な運航管理ができず、混乱が生じた11年の東日本大震災を教訓に、同社が開発した。充電器を含め約400グラムと手のひらサイズの小型機器「FOSTER-CoPilot(フォスター・コーパイ)」を機内に接続し、地上で複数の機体の飛行状況を集約。同社が提供する天候の情報と合わせ、ヘリの操縦者に伝えることで安全な運航が図られる。

 全国におよそ50機あるドクターヘリのうち、千葉県内では日本医科大学千葉北総病院(印西市)と君津中央病院(木更津市)の計2機に導入。今後は警察や消防のヘリやドローンなどへの搭載も目指す。

 同社は「有人機と無人機が共に安全に飛ぶには、リアルタイムでの位置情報把握と空域調整が必要。有人航空機のサポート経験を生かし、空の安全に尽力したい」としている。小型機器の価格は非公表。

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