ここから本文です

“貴ショック”直撃か… 大相撲九州場所、前売りまさかの出遅れ 

10/9(火) 16:56配信

夕刊フジ

 原因はやはり“貴ショック”なのか。大相撲九州場所(11月11日初日=福岡国際センター)の前売りが6日から始まったが、3日が経過した8日現在、初日から日曜日の中日(18日)を含め12日目(22日)までのチケットが依然発売中。秋場所の前売りは開始からわずか1時間10分で15日間分を完売しただけに、まさかの出遅れといえる。

 完売しているのは、勤労感謝の日(11月23日)の13日目と、14日目(24日)、千秋楽(25日)の3日間だけ(当日券は発売)。

 横綱稀勢の里が進退をかけて出場した秋場所で10勝を挙げ、引退危機を脱出。目玉の和製横綱が残り、日本相撲協会関係者はホッと胸をなでおろしたところだっただけに思わぬ誤算だ。

 会場の福岡国際センターは観客6986人で札止め。例年6場所中最も集客に苦しむのがこの九州場所だが、昨年は若貴フィーバーの1996年以来21年ぶりに全15日満員御礼(収容人数の80%以上)。わずか45人足りなかった3日目以外、14日間札止めとなった。

 担当者は「前売り開始日に台風が来ていた。3連休ということも、出遅れた原因だと思います。これから伸びていくでしょう」と前向きだが、果たしてどうか。前売り初日はもともと福岡国際センターでの窓口販売がなく、電話とインターネットでの販売が主。3連休でも、むしろ好発進を切らなければおかしい。

 やはり気になるのは、元貴乃花親方退職の影響だ。一連の騒動で、協会側の対応に嫌気が差している好角家も多く、ファン離れを招いているとも受け取れる。

 大相撲は一昨年の九州場所4日目から177日連続満員御礼を継続中(最長記録は97年夏場所2日目までの666日)。初日までまだ1カ月あり、これから売り上げが伸びる可能性もあるが、現状では連続満員御礼記録のストップは避けられそうにない。

最終更新:10/9(火) 20:00
夕刊フジ