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被災地で活躍、ボランティアでがんばる「災害救助犬」とは

10/9(火) 14:40配信

MBSニュース

地震や土砂崩れなどの災害現場で人命救助に活躍する犬を「災害救助犬」といいます。今年7月に起きた西日本豪雨災害のときにも派遣され現地で活躍したのですが、そのほとんどがボランティア活動だといいます。「災害救助犬」はどのようにして育成されるのか、その訓練に密着しました。

「救犬ジャパン」の活動

「兵庫県伊丹市です。伊丹空港のすぐ近くに救助犬の訓練場があります。がれきを作って災害現場を本格的に再現してシミュレーションをやっていますね」(辻憲太郎解説委員)
訓練しているのは、大阪で初めての災害救助犬育成チーム「救犬ジャパン」の皆さんです。

Q.今の訓練はまさにがれきに埋もれた人を発見する?
「そうです」(救犬ジャパン・代表 松林良子さん)

救犬ジャパンは2年前に活動を始め、災害が起きれば全国各地に駆けつけます。現在、シェパードやラブラドールレトリバーなど救助犬5頭と指示を出すハンドラー5人が所属しています。

Q.救助犬になれる犬種は?
「災害現場で滑ってこけたりすることを考えると、骨格のしっかしした犬種のほうがいい」(松林良子さん)
Q.小型の虎くらい(の大きさ)ありますもんね
「こちらは金蔵さん」

活動はボランティア、救犬ジャパン代表の松林さんの本業はドッグトレーナーで、救助犬の金蔵くん(3)は松林さんの飼い犬です。ペットというものの、金蔵くんは生後60日からがれきで訓練を始めた筋金入りの救助犬です。

「お母さんも救助犬でおじいちゃんも救助犬で。おじいちゃんは2009年の救助犬の世界選手権4位。おじさんは2015年に世界選手権で2位」(松林良子さん)

救助犬界のサラブレッドの金蔵くんは、今年7月の西日本豪雨では広島市や呉市に出動、家屋が倒壊した現場で下敷きになった人の捜索に当たりました。

「広島・岡山の土砂災害の場合は家ごと何キロも流されているので、あてもなく掘るより犬が反応したところを掘っていったほうが効率が上がる」(松林良子さん)

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最終更新:10/9(火) 14:40
MBSニュース