ここから本文です

ノーベル賞 本庶教授の研究室は「女性活躍」のお手本だった!

10/9(火) 17:18配信

FNN PRIME

会見では亭主関白・しかし研究室では・・・

がんの画期的治療法を発見し、ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大学の特別教授・本庶佑さん(76)。阪神ファンでゴルフ好き、と人柄にも注目が集まる中、妻と一緒に臨んだ会見では驚きの発言が飛び出した。
「あまり僕は家族のことは細かいことはタッチせずに、典型的な『亭主関白』として研究にまい進していきました」と、家庭では「亭主関白」と公言。

写真で見る本庶研究室の“ダイバーシティ”

つまり夫が外で働き、妻は家庭を守るという、いわゆる“古風”な家庭の様子を披露した。妻の滋子さんも「今の若い方と違って、かなり家庭での分担ははっきりしていたと思います」と発言。

失礼ながら、本庶教授は昔ながらの日本の男性が持つ考え方の持ち主なのかと思いきや、実は…。

7日放送の報道プライムサンデーが取材してみると、本庶教授の偉業の陰に“女性の活躍”があった。

受賞から4日後、報道プライムサンデーのスタッフは京都大学にある本庶研究室を訪ねた。すると、目についたのは女性の研究者の多さだ。

早速、気になる“亭主関白発言”について聞いてみると「Really!?誰が言ったんですか?本庶先生が言ったなんて!聞いてびっくりした」と外国人女性研究者は驚いていた。ほかの女性研究者に聞いてみても”意外だ“との反応が相次いだ。

どうやら、亭主関白発言とは真逆の本庶教授の姿が研究室にはあるようだ。

本庶研究室は女性研究者が半数以上

実は本庶研究室の研究者は29人中17人が女性。全体の58.6%が女性なのだ。
おととしの調査では、大学の医学・歯学・薬学・看護学の分野での女性研究者の割合は32.2%。本庶研究室の女性研究者が特に多いことが分かる。

18年間本庶研究室で研究を続ける女性研究者はこう語る。
「(本庶研究室は)女性の研究者が昔から多かった。お休みが取りやすいし、仕事しやすい。子供が小さい時は突然、熱が出て保育園から呼び出しもらったりするが、それでもそういうところに寛容ですぐに帰らせてくださったりとか、感謝してます」

また16年前出産のために本庶研究室をやめることになった女性研究者も出産後に「一度辞めてまた(本庶)先生に復帰したいってごあいさつに行ったら、『いいよ』っていう感じでとてもありがたかった。すぐにお返事もいただけたので悩む必要もなかった」と、本庶教授は産休や子育てに理解があり、研究室には女性が働きやすい環境があると話した。

亭主関白とはかけ離れているようだ。

1/3ページ

最終更新:10/9(火) 17:18
FNN PRIME