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阪神・メッセ終戦…日米通算100勝ならず 8度目挑戦も5回10安打4失点

10/10(水) 6:00配信

デイリースポーツ

 「阪神4-9巨人」(9日、甲子園球場)

 首に掛けた黒いタオルを、両手で引っ張りながら話した。胸を占めるのは自分自身への怒り、後悔。阪神・メッセンジャーが今季最終登板で5回10安打4失点。王手をかけていた日米通算100勝は、8度目の挑戦でも達成できず来季に持ち越しだ。

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 「自分のチームより相手を助けてしまったよ」。自虐的に振り返った。1点リードの三回だ。2死満塁から阿部に右翼線を破られた打球は2点適時二塁打となり、逆転を許した。さらに五回にも2死から四球と連打で2点を失った。

 9月中旬、右肩痛で抹消。急ピッチのリハビリで戻ったが、この日は中5日の登板で四、五回に球威も落ちた。これで今季は11勝7敗、防御率3・63で終了。それでもチーム唯一の2桁勝利到達で、歴代外国人投手の最多奪三振記録を更新するなど、エースとして欠かせぬ存在感だった。

 「(100勝は)長いこと意識した。達成したかったけどね。いい面は2桁勝ったことと、外国人記録を超せたくらいだったね」

 来日9年目となる来季は外国人枠が外れる。既に生涯残留を宣言し、球団も残留オファーを出す方針を明かしている。それでも敗戦の悔しさからか、右腕は「向こう(米国)にいるかもしれないし。まだ何も考えていない」と話すにとどめた。契約の詳細は今後、話し合われるが、来季も必要戦力に変わりない。