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“ボケる”シングルカメラにFeliCaまで――写真で解説する「Pixel 3」「Pixel 3 XL」

10/10(水) 21:30配信

ITmedia Mobile

 既報の通り、Googleは11月1日にAndroidスマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を発売する。

【目玉は「おサイフケータイ」】

 両機種はPixel(ピクセル)ブランドの端末として初めて日本でも販売される。Googleが培ってきた機械学習を活用したカメラ機能はもちろんだが、“日本独自仕様”となる「おサイフケータイ(FeliCa)」対応も見逃せない。

 この記事では、写真を交えつつ日本仕様の両機種を解説していく。

外観:「ノッチの有無」が気になる……?

 ボディーは両機種ともにIP68等級の防塵(じん)・防水性能を備えている。カラーも両機種共通で、Cleary White(クリアリーホワイト)、Not Pink(ノットピンク)、Just Black(ジャストブラック)の3つを用意している。

 背面だけをパッと見ると「画面サイズの違うだけの兄弟機」といった趣だ。

 しかし、正面を見ると印象が異なる。

 Pixel 3は5.5型フルHD+(1080×2160ピクセル)、Pixel 3 XLは6.3型QHD+(1440×2960ピクセル)有機ELディスプレイを搭載している。どちらも最近のトレンドを反映してか、四隅がカーブしている。

 ……のだが、両者にはノッチ(切り欠き)の有無という大きな差がある。Pixel 3は「ノッチなし」であるのに対し、Pixel 3 XLは「ノッチあり」なのだ。

 画面のノッチに対する評価は人によって大きく分かれる。画面の解像度やサイズよりノッチの有無の方が気になるという人も、案外多いかもしれない。

カメラ:シングルなアウトカメラでも「機械学習」でボケ撮影

 カメラの構成も両機種で共通となる。

 アウトカメラは1220万画素のデュアルピクセルセンサーにF1.8レンズを組み合わせている。手ブレ補正は光学式・電子式両方を備える。

 最近はやりの「デュアルカメラ」ではないが、背景のボケた写真を撮影できる「ポートレートモード」はもちろん、自動連写した写真から最良の1枚を選べる「トップショット」機能、ズームしても写真の明瞭さを保てる「超解像ズーム」など、機械学習を生かした撮影機能を複数備えている。

 ポートレートモードのボケ具合は、後から調整することもできる。超解像ズームについては「火星探索で地表を撮影する際に用いられる技術を応用している」(ナンダ・チャマドラン Pixel担当シニアディレクター)。

 一方、インカメラは「標準」「広角」のデュアル構成となっている。いずれもセンサーは800万画素で、標準カメラは位相差オートフォーカス(AF)対応でF1.8・視野角97度のレンズを搭載している。一方、広角カメラは固定フォーカスのF2.2・視野角97度のレンズを搭載している。

 デュアルカメラというと、その視差を活用したポートレートモードを訴求する機種が多い。両機種もデュアルインカメラによるポートレートモードに対応しているが、デュアルカメラでより広範囲の自撮り(セルフィー)ができることをより強く訴求している。

 インカメラの撮影範囲は、カメラ画面にあるスライダーで調整できる。範囲変更は思いのほかスムーズだ。気になるのは撮影時の「ゆがみ」だが、イメージングプロセッサの力もあり、違和感なく補正できている。

 キャラクターやキャプションをリアルタイムに合成する「ARステッカー」機能も備えている。この機能はGoogleのAR(拡張現実)技術「ARCore」を活用したもので、アウトカメラとインカメラどちらでも利用できる。

 キャラクターによっては、人の表情と連動して表情やポーズを変えるものもあるので、なかなか楽しめる機能だ。

 両端末のリリースに合わせて、カメラに写っているものを読み取って検索したり自動翻訳したりできる「Google Lens」が日本語にも対応する。

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最終更新:10/10(水) 21:51
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