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青学大、2冠目の全日本大学駅伝に向けて箱根MVP林らエントリー

10/10(水) 22:57配信

スポーツ報知

 今季の学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(8日、島根・出雲大社鳥居前~出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)で2年ぶり4回目の優勝を飾った青学大は、第2戦の全日本大学駅伝(11月4日、名古屋市~三重・伊勢市=8区間106・8キロ)に向けて、出雲駅伝の登録メンバー(10人)から外れていた前回の箱根駅伝MVP林奎介(4年)、同6区区間賞の小野田勇次(4年)ら主軸が満を持して登録メンバー(13人)入りしたことが10日、分かった。「6区間の出雲なら3チーム、8区間の全日本でも2チームつくれます」と原晋監督(51)が豪語する分厚い選手層で、2年ぶり2度目の伊勢路制覇を狙う。

 出雲駅伝では1区の橋詰大慧(4年)、2区の鈴木塁人(たかと、3年)、4区の吉田圭太(2年)が区間賞。3区の森田歩希主将(4年)、5区の生方敦也(3年)、6区の竹石尚人(3年)も区間2位と安定した力を発揮した。さらに出雲駅伝後にメンバーから外れた各校の補欠選手のために開催された出雲市5000メートル記録会、通称「もうひとつの出雲駅伝」でも13分58秒70の自己ベストでトップを取った神林勇太(2年)をはじめ、上位5人中3人を青学大勢が占めた。

 出雲駅伝の登録メンバー10人から外れた選手は7日に神奈川・平塚市で行われた東海大学長距離競技会5000メートルに参加。14分0秒15で1位になった小野田、14分2秒18の自己ベストで2位の吉田祐也(3年)、14分2秒71で3位の林ら6選手が学生トップクラスの目安となる14分10秒以内で走破した。「出雲駅伝に3チーム出場したら1位、3位、5位が取れていた。全日本大学駅伝でも2チームつくれる。1位と3位を狙えますよ」と原監督は胸を張る。

 指揮官の大胆な発言は一部の他校関係者、ファンから反感を買うが、意に介さない。「外部の目は一切、気にしない。気にすべきは我々のチーム。1位、3位を取れると発言することで青学大の選手は、駅伝メンバーから外れたとしても、自信とプライドを持てる。そして、また、積極的に練習に取り組むことができる」と原監督は前向きに話す。

 駅伝実績のある林、小野田らに加え、学生3大駅伝デビューを狙う吉田祐、岩見秀哉(2年)ら新戦力が全日本大学駅伝の登録メンバー入り。2年ぶり2度目の伊勢路制覇、さらに学生3大駅伝通算で区切りのV10に向けて、現時点で死角は見当たらない。

 出雲で登録メンバーに入りながら全日本では外れた生方、飯田貴之(1年)らは目標を箱根駅伝に切り替える。「世田谷ハーフマラソン(11月11日)で20キロ以上の距離の適性を見せてくれれば箱根駅伝出場のチャンスは十分にある」と指揮官は期待する。生方は「今年の夏合宿は初めてほぼ完全にメニューを消化することができた。世田谷ハーフマラソンで結果を残すことに集中します」と意欲的に話した。

 最近4年度の学生3大駅伝12回(14年出雲は台風のため中止)のうち優勝8回、2位2回、3位2回。優勝確率は6割6分7厘。王者・青学大は、史上初となる2度目の学生駅伝3冠へ力強く走り続けている。

 50回目の全日本大学駅伝は8区間106・8キロは前回までと同じだが、今回から各区間の距離が大幅に変更された。1~6区は9・5~12・8キロのスピード重視、終盤の7区は17・6キロ、8区は前回と同じく19・7キロの長丁場となる。

 青学大の登録メンバー13人は以下の通り。

 ▽4年

 森田 歩希

 林 奎介

 小野田 勇次

 橋詰 大慧

 梶谷 瑠哉

 橋間 貴弥

 ▽3年

 鈴木 塁人

 竹石 尚人

 吉田 祐也

 ▽2年

 吉田 圭太

 神林 勇太

 岩見 秀哉

 ▽1年

 湯原 慶吾

最終更新:10/11(木) 20:16
スポーツ報知