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【イベントレポート】<米フェス>初日、BEGIN、NGT48、FLOW、岸谷香、藤木直人らが魅せた華やかなる共演

10/10(水) 17:37配信

BARKS

<長岡 米百俵フェス ~花火と食と音楽と~ 2018>(通称米フェス)が、2018年10月6~7日に、新潟県長岡市・東山ファミリーランドにて開催された。本記事では、初日10月6日のオフィシャルレポートをお届けしよう。

◆<長岡 米百俵フェス ~花火と食と音楽と~ 2018>初日 画像

近年全国的に音楽フェスが開催されている中で、<米フェス>は長岡名物である花火を堪能できること、新米の美味しい季節に新潟のグルメを堪能できること、若者だけでなく幅広い年齢層の人々が楽しめることがおもな特色として挙げられる。

音楽ステージの出演者は渡辺美里、岸谷香、BEGINといった長年音楽シーンを支えてきたアーティストから新進気鋭のバンド、アイドルまで、幅広い年代やジャンルが揃う。

FM新潟の生中継ブースには出演アーティストも登場し、新潟の山と海のグルメを堪能できる飲食ブースには日本酒販売コーナーも。足湯、森カフェやハンモックなどがある「森のやすらぎコーナー」、長岡美容専門学校によるヘアセット&ネイルアートスペースなどを要する「子ども夢ランド」、凧揚げやフリスビー、シャボン玉、動物との触れ合いなどが楽しめる「動物ふれあいコーナー」や「アクティビティコーナー」など、挙げれば切りがないほど多彩なレクリエーションで盛りだくさんな「あたけるキッズパーク」。ステージが設置されているのはスキーリフトの麓のそば。観客エリアはゆるやかな勾配になっており、どこからでもステージが見えやすい。さまざまな世代の人々が思い思いに<米フェス>と雄大な自然を楽しんでいた。

「COME100オーディション」でグランプリを獲得した二十歳の女性シンガーソングライター晴とワのアクトと、長岡市長・磯田達伸氏の開会宣言のあと、本フェスのキュレーターである本間昭光と島田昌典がバンマスを務めるHOUSE BANDが、4アーティストとコラボレーションで初日がスタート。

トップバッターとして登場したサンプラザ中野くん&パッパラー河合は「旅人よ~The Longest Journey」などを熱く届け、にゃんぞぬデシを招き1988年に発表して以降いまもなお歌い継がれている「Runner(平成30年Ver.)」を歌い上げた。

その後、にゃんぞぬデシがアコースティックギターやハンドマイクで澄み渡る緑と青空へと歌声を響かせ、デビュー5年目の神田莉緒香がキュートで芯のある歌声で魅了する。長岡市の現役女子高生シンガーソングライターの琴音は“地元でみなさんとお会いできることはうれしい”と喜びをあらわにし、趣向の異なる2曲で観客を沸かせた。

岸谷香はガールズバンド「Unlock the girls 」として登場。プリンセス プリンセスの代表曲「Diamonds」でステージの幕を開け、ラストは彼女と縁の深いHOUSE BAND本間、島田を含めた4人編成で「M」を届けた。

新潟市を拠点とするNGT48は11人編成で登場し、AKB48の「ヘビーローテーション」や自身のオリジナル曲をパフォーマンス。溌溂としたフレッシュなステージに大きな歓声が上がった。

夕暮れに登場したのは、バイオリニストを擁する5人組で活動中のロックバンドBIGMAMA。優雅なロックサウンドは、夕暮れが訪れる切なさと青空の爽やかさ、どちらにもシンクロする。彼らの凛とした佇まいに、観客たちも息をのんだ。

11月より47都道府県ツアーを行うwacciは、11月にリリースするアルバムに収録されている新曲多めのセットリスト。MCでは、軽快なトークで観客の笑いを誘った。

GLIM SPANKYがステージに登場したのはもう日が沈みかけている頃。そのシチュエーションは彼女たちが鳴らす重厚で感傷的なサウンドの魅力を十二分に引き出していた。

日も沈み照明が映える時間帯に登場したFLOWは“デビューから15年経った今でもフェスが大好き”と興奮気味に語り、<米フェス>への出演を喜ぶ。「GO!!!」などの代表曲や、ツインボーカルの華やかなパフォーマンス、タオル回し、ウェーブなど、観客にさまざまな音楽の楽しみ方を提示した。

トリ前に登場したのはフェスに出演することもフェスに来たことも初めてだという、今年デビュー19周年を迎えた藤木直人。代表曲「anon」や「Speed★Star」を届けると、<米フェス>のスペシャルナビゲーターを務めるいきものがかりの山下穂尊をステージに呼び寄せ、 藤木主演ドラマの主題歌でもあったいきものがかりの「キミがいる」をコラボレーションする。ラストはゆっくり揺れる観客のワイパーに見守られながら、7色の照明で染まるステージで「七色」を優しく歌い上げた。

初日のラインナップのトリを飾るのはBEGIN。「海の声」で幕を開けると、その瞬間に客席からは拍手が起こり、観客はゆりかごのように身体を揺らしながらBEGINの音色に身を委ねる。MCでは小気味のいいトークで笑いを誘い、代表曲「島人ぬ宝」をじっくりと演奏した。「オジー自慢のオリオンビール」では観客とともに乾杯コールを行い、ラストの「かりゆしの夜」ではパワフルで豊かな演奏と歌を届け、会場はメンバーのレクチャーもあった沖縄の踊り・カチャーシーを踊る観客で溢れた。

1日目の締めくくりは、山下穂尊が書き下ろした<米フェス>テーマソング「輝き」をHOUSE BANDと出演アーティストとともに大合唱と、長岡名物の打ち上げ花火。「輝き」のパフォーマンスでは客席からも大合唱が起こり、多幸感に包まれる。花火は長岡や米フェスにまつわる4つのテーマによって構成。至近距離で打ち上がった迫力のある花火は、この日を華やかに美しく彩った。

<米フェス>には小さい子どもがいるファミリーでも安心して滞在できるキャンプエリアも。終演後のキャンプエリアではキャンプファイヤーを取り囲み、アーティストがアンプラグドで演奏するというプレミアムなひと時を過ごせる。翌日の<米フェス>に出演予定の長岡出身フォークデュオ・ひなた、にゃんぞぬデシやwacci、2日目のオープニングアクトで出演する166cmも飛び入り参加し、満天の星空と炎のきらめきで幻想的な空間の中、観客がアーティストを囲んでゆったりと音楽を体感する。この日を静かに締めくくりつつも、明日への期待を高める催しだった。

なお、次回の開催は2019年10月12日・13日を予定している。

取材・文:沖 さやこ
撮影:須佐写真事務所

最終更新:10/11(木) 10:34
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