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(朝鮮日報日本語版) 済州国際観艦式に中国も不参加、韓国艦艇はリハーサル実施

10/10(水) 23:14配信

朝鮮日報日本語版

 今月9日、済州島沖に韓国の艦艇22隻が集まった。大型揚陸艦「独島」(1万4500トン級)をはじめイージス駆逐艦「栗谷李珥(ユルゴク・イ・イ)」(7600トン)、新型揚陸艦「日出峰」(4900トン)、潜水艦「洪範図(ホン・ボムド)」(1800トン)など韓国海軍を代表する艦艇が勢ぞろいした。11日に済州島の韓国海軍基地で行われる「2018韓国海軍国際観艦式」の海上パレードを控え、リハーサルが行われたのだ。米国の空母(10万3600トン)と駆逐艦(1万トン)、ロシアの巡洋艦(1万1600トン級)など12か国の艦艇17隻は、パレード当日に集結する予定だ。

 この日集まった韓国海軍の艦艇の総重量はおよそ8万2000トン。「独島」「日出峰」「天子峰」などの艦艇に乗って海上パレードのリハーサルを見学した国民参加団1200人は、韓国の艦艇とすれ違うたびに大きな拍手で歓迎した。6.25戦争(朝鮮戦争)初の海戦となった「大韓海峡(対馬海峡)海戦」に参戦したチェ・ヨンソプ予備役海軍大領(大佐に相当)は「(日本による植民支配からの)解放後、日本が捨てていった船や米軍が使っていた小さな船を軍艦として使用していた韓国が、1万トン級以上の艦艇を建造する海洋大国として発展し、誇らしい」と話した。

 韓国海軍国際観艦式は10年ごとに開催されており、今回が3回目だ。1998年には鎮海と釜山、2008年には釜山で開催された。駆逐艦「公開土大王」(3200トン級)の建造によって国産駆逐艦の時代が幕を開けた1998年、当時の金大中(キム・デジュン)大統領は「公開土大王」に搭乗し、海上査閲を行った。2008年は、韓国が世界で5番目のイージス艦建造国となった時期だ。韓国海軍の関係者は「今年の観艦式は、済州海軍基地の完工を祝うという意味がある」と述べた。イージス駆逐艦3隻、韓国型駆逐艦6隻を保有する海軍第7機動戦団は、済州基地を母港としているが、済州近海だけでなく東シナ海、南シナ海でも遠距離作戦を遂行できる。

 一方、当初7100トン級駆逐艦の参加を予定していた中国は10日「内部事情」との理由で急きょ参加を取りやめた。日本の海上自衛隊の駆逐艦1隻も、海上パレードに参加する予定だったが「旭日旗(自衛隊旗)」の掲揚問題で参加を見送った。ただし中国と日本は艦艇の参加は見合わせるものの、観艦式に代表団を派遣する。観艦式に代表団を派遣する国は合わせて46か国・地域となる。

 こうした中、済州海軍基地の正門前には一部の地域住民と市民団体が集まり、観艦式反対デモを繰り広げた。10日には一部の団体メンバーが海軍基地近海でカヤックに乗って反対パフォーマンスを行った。11日にも大規模な集会が予定されているという。

最終更新:10/10(水) 23:19
朝鮮日報日本語版