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野原さん(岩瀬中)連覇 将棋女流アマ名人戦

10/10(水) 0:22配信

北日本新聞

 将棋の第50期女流アマ名人戦が8日、東京都墨田区の国際ファッションセンターで行われ、最高位の名人戦クラスで富山市岩瀬中学校3年の野原未蘭さん(15)が昨年に続き優勝した。女流アマ将棋界では最高峰のタイトルで、2連覇を成し遂げたのは史上8人目となる。

 準決勝で東京の小野ゆかりさん(26)を破り、決勝では神奈川の小澤あざ美さん(22)と対局。序盤は苦戦したものの、中盤以降調子を取り戻して最後まで攻め抜いた。昨年優勝を勝ち取っただけにプレッシャーもあったが、「攻め急がず落ち着いて指すことができた。目指していた2連覇ができてうれしい」と喜んだ。

 大会は日本将棋連盟主催。過去の優勝者には、清水市代女流六段、砺波市出身の室田伊緒女流二段らがいる。


■大局観磨き高み目指す
 野原さんは前評判通りの強さを見せつけ、昨年に続いて日本一に輝いた。歴史に名を刻んだ15歳は「自信がついた。素直にうれしい」と喜んだ。

 名人クラスには41人が出場。準決勝では、2012、13年に連覇した小野ゆかりさんと対局。強豪を相手に、序盤から流れに乗って危なげなく制した。決勝の相手は小澤あざ美さん。昨年の女流アマ王位戦の決勝で戦っており、「手ごわい相手」と認識していた。得意の「英春流」で攻めたものの序盤は苦戦。それでも落ち着きを取り戻し、中盤以降は「いい手が指せた」と振り返った。

 女流アマ名人戦の優勝者は、来春の朝日アマ将棋名人戦への出場権が与えられる。全国の強豪が男女を問わず集結する大会で、野原さんは昨年初挑戦し、女性として史上初めて1勝した。「今度は2勝してベスト8を目指したい」と意気込む。11月に開かれる赤旗将棋名人戦の出場枠も獲得し、こちらも女性初の本選出場を目指す。

 連覇にも慢心はない。中盤までの試合運びや大局観を磨くことを課題に挙げ、「たくさんのアマ大会に県代表で出場して、女性でも勝てることを見せたい」と力を込めた。

北日本新聞社

最終更新:10/10(水) 0:22
北日本新聞

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