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中国製スパイチップ、米国通信大手のサーバで発見か

10/10(水) 12:53配信

CNET Japan

 Bloombergの米国時間10月9日の報道によると、米国の大手通信企業が8月、改変されたハードウェアを自社ネットワーク内で発見し、取り除いたという。

 この記事は、通信企業がデータセンターを調査した際、Super Micro製サーバのイーサネットコネクタ部分に、本来の設計にないチップが埋め込まれているのが発見されたと伝えている。Super Micro製サーバの「異常な通信」を受け、現物を調べたところ、改変されたハードウェアが見つかったという。

 問題のチップを発見したのは、この通信企業が雇ったセキュリティ専門家のYossi Appleboum氏だと伝えられている。Bloombergは、改変されたハードウェアに関する書類、分析などの証拠をAppleboum氏から提供されたが、今回の記事では書類を公開しないとしている。

 また、Bloombergの記事は「Appleboum氏が顧客と不開示同意をしているため」として、通信企業の社名を明かしていない。

 Appleboum氏にコメントを求めたが、本稿執筆時までに返答がなかった。

 米CNETは複数の米大手通信企業に連絡を取り、この記事についてコメントを求めた。T-Mobile、Sprint、AT&Tは、自社がBloombergの記事で報じられた会社ではないと述べた。Verizonはコメントの要請に応じなかったが、Bloombergの記事中で「当社は影響を受けていない」と述べていた。

 Bloombergは先週、AppleとAmazonのデータセンターで使われるSuper Micro製の機器に監視目的のマイクロチップが組み込まれ、IP(知的財産)や企業秘密を収集するために使われていた可能性があると報じたばかりだ。AppleとAmazonの両社は記事の主張を否定している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

最終更新:10/10(水) 12:55
CNET Japan