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韓国外交長官、「5・24対北制裁解除検討」発言を謝罪

10/11(木) 8:11配信

中央日報日本語版

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が北朝鮮の韓国哨戒艦「天安」爆沈事件に対する5・24制裁措置の解除を検討中と発言して波紋が広がると、発言を一部修正して謝罪した。

康長官は10日、ソウル都染洞(ドリョムドン)外交部庁舎で行われた国会外交統一委員会の国政監査で、与党・共に民主党の李海チャン(イ・ヘチャン)議員から「現政権で5・24措置を解除する用意があるのか」という質問を受けると、「関係部処と検討中と把握している」と答えた。

これに対し自由韓国党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員は「5・24解除を関係部処と検討中という言葉はおそらく今日の新聞の見出しになるだろう」と述べると、康長官は「5・24措置は重要な行政領域であるだけに政府として持続的に検討しているが、政府全体レベルで検討しているという言葉ではない」と表現を変えた。続いて「5・24措置は国連安全保障理事会の措置と重複する部分が多く、解除するとしても実質的な解除につながったりはしない」とも説明した。

午後に続いた国政監査でも康長官は共に民主党の朴炳錫(パク・ビョンソク)議員の関連質問に対し「関係部処としてはいつも検討しているという意味で述べたものであり、政府全体レベルで議論していることではない」と強調した。

すると自由韓国党の金武星(キム・ムソン)議員は「主務部処の統一部も言及していないのに、むやみにこういう話をしてもよいのか」と話すと、康長官は「統一部では重要な事案に対する声が入ってくるのでいつも検討しているという趣旨だった」と答えた。続いて「私の言葉が先走って申し訳ない」と謝罪した。

康長官はその後も野党議員の発言謝罪・取り消し要求が続くと「関係部署『と』と(発言したと)なっているが、物議をかもしたことについておわびする」とし「(発言が)明瞭でなく誤解の素地があったことを改めて謝罪する」と述べた。

続いて「『と』と『が』の差が大きな問題を起こしたようだが、私の意図ははっきりしている。間違って発言したようだ。申し訳ない」とし「関係部処が検討中と把握していると述べたのは、統一部が主管部署として、過去の政権もそうだが、いつも検討していると把握しているという趣旨だった」と改めて説明した。

外交部も記者団の携帯電話に文字メッセージを送り、「現段階で政府レベルで本格的な検討が行われているのではない」と明らかにした。