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〔米株式〕NYダウ急落、831ドル安=金利高や貿易摩擦に懸念(10日)☆差替

10/11(木) 6:00配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、高止まりする米長期金利や世界的な貿易摩擦の悪影響に懸念が広がり、急落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比831.83ドル安の2万5598.74ドルと、史上3番目の下げ幅で終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同315.97ポイント安の7422.05で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億8836万株増の11億2265万株。
 この日のダウは序盤から下落基調をたどり、全面安となった。朝方発表された9月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.2%増と堅調だったことや低調な米国債入札を受けて長期金利が一時上昇し、企業業績が圧迫されるとの警戒感から、割高感の強いハイテク株を中心に売りが広がった。
 米国が中国などに仕掛ける「貿易戦争」の影響懸念も相場を押し下げた。国際通貨基金(IMF)は前日公表した最新の経済見通しで、今年と来年の世界の成長見通しを下方修正。また、仏高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)幹部がこの日、中国当局が帰国した海外旅行者に対する税関検査を強化していると認めたことを手掛かりに、同業の米ティファニーなどは急落した。
 欧州では、独高級車メーカーBMWなど、貿易戦争を理由に業績見通しを下方修正する企業が相次いでいる。市場関係者からは「欧州発で業績不安が一気に広がった。米企業は減税の恩恵もあり堅調と見られてきたが、貿易戦争の影響で下振れするとの懸念が広がりつつある」(大手証券)との声が聞かれた。
 個別銘柄(暫定値)は、ボーイングが4.7%安、アップルが4.6%安、フェイスブックが4.1%安、アマゾン・ドット・コムが6.2%安、ティファニーが10.2%安、ナイキが6.8%安。ゼネラル・ミルズは1.5%高、キャンベル・スープは0.5%高、ニューモント・マイニングは1.5%高。

最終更新:10/11(木) 8:27
時事通信

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