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打ち上げ失敗、原因徹底調査=民間宇宙船への期待高まる―NASA

10/11(木) 22:39配信

時事通信

 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)のブライデンスタイン長官は11日、ロシア宇宙船「ソユーズ」の打ち上げ失敗を受けて声明を出し、状況を注視するとともに、原因究明に向け「徹底した調査が行われる」と表明した。

 ソユーズには、NASAのニック・ヘイグ飛行士も搭乗していた。

 ブライデンスタイン氏は「飛行士の安全はNASAの最大の優先事項だ」と強調。「NASAは飛行士の安全な帰還を確実なものとするため、(ロシア国営宇宙企業)ロスコスモスと緊密に協力している」と説明した。

 米国は2011年のスペースシャトル退役後、国際宇宙ステーション(ISS)への要員輸送をソユーズに頼ってきた。事故はNASA飛行士のISS輸送計画にも影響を及ぼしかねない。

 NASAはソユーズ利用に関する現在の契約が19年11月で切れるのをにらみ、民間宇宙船による要員輸送計画を進めている。飛行士2人が搭乗する米企業スペースXの有人宇宙船が同年6月にも打ち上げられる見通しで、民間と協力した「自前」の飛行士輸送に期待が高まるとみられる。 

最終更新:10/11(木) 22:39
時事通信