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【国際福祉機器展 H.C.R.2018】日産、“子供の楽しい移動空間”を演出する「セレナ」ベースのコンセプトカーなどを展示

10/11(木) 22:07配信

Impress Watch

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で10月10日~12日の期間、福祉機器を一堂に集めたアジア最大規模の国際展示会「第45回 国際福祉機器展 H.C.R.2018」が開催されている。

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 福祉車両のジャンルでブースを出展している日産自動車とオーテックジャパンは、内外装のイメージを大きく変えたコンセプトカーの「Adventure Log Cabin(アドベンチャー ログ キャビン)」などを出展した。

 ミニバン「セレナ」のチェアキャブ スロープタイプ 車いす2名仕様をベースとしたこのコンセプトカーでは、ボンネットやピラー類、ルーフなどにブラックのカッティングシートを施して2トーンボディとしたほか、タイヤをダート路向けのオフロードタイヤ「DIREZZA 88R」(195/65 R15)に変更。ルーフ上に設置したルーフラックには投光器を備え、車内ではフロアの全面にホワイトウッド調のフロアマットを設定。力強いオフロードテイストや華やかさを演出した1台となっている。

 開発主旨については、セレナの福祉車両は車いすを利用する子供のいる家庭などで使われているケースも多く、セレナは歴代モデルで子供との関係性を強く打ち出していることもあり、子供たちがドライブや車内で過ごす時間をより楽しんでもらえるようにすることを目指して開発しているとのこと。

 仕様などは基本的に大阪府で4月に開催された「バリアフリー 2018」で車両展示した時と同様だが、レッドだったボディカラーは、オーテックブランドのイメージカラーであるブルー系に変更されている。この状態でのコンプリートカー販売は現時点では予定していないとのことだが、来場者とのヒアリングで好評なものがあれば、装着品単位での販売を行なう可能性はあるという。取材時の候補はフロアマットとのことだった。

 200kgまで対応可能な電動リフターを装備する「NV350 キャラバン チェアキャブ 車いす1+1名仕様」では、オプションアイテムである「出てくる手すり」(4万5000円)を装着。スライドドアを開けた後、ヒンジ部分に設置されたロックを下に下げることで車外側に引き出せるようになっている。この車両ではスライドドアの開閉に連動する「オートステップ」も標準装備しており、地面に足がつくまで手すりにつかまり続けられ、安心して乗り降りできると高齢者ユーザーなどから好評とのこと。

 展示されていた「ノート e-POWER 助手席回転シート」は、7月に行なわれた仕様変更で追加された新しいボディカラー「サンライトイエロー」で彩られた車両。ノートに限らず、助手席回転シートの装着車を購入するユーザーには、通常ラインアップ車と同じような使い方をしつつ、助手席に座る人に向けた「ちょっとしたおもてなし」として選ぶ人も多いとのこと。

Car Watch,編集部:佐久間 秀

最終更新:10/11(木) 22:07
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