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県文化功労賞に宗形守敏氏(福島)、渡辺雅旺氏(美里)

10/11(木) 12:10配信

福島民報

 福島県の文化、学術、教育の向上に尽くした功績をたたえる第六十七回県文化功労賞に県体育協会顧問の宗形守敏氏(83)=体育部門(スポーツ)・福島市=、会津美術協会顧問の渡辺雅旺(まさお)氏(86)=芸術部門(美術)・会津美里町=が選ばれた。県が十日発表した。
 宗形氏は一九六九(昭和四十四)年、自身が勤務する東北宗形製作所(現ムネカタ)に女子ハンドボール部を創設し、全国レベルの強豪に育て上げた。一九六九年から四十四年間、県ハンドボール協会長を務めた。 
 一九九五(平成七)年のふくしま国体では、ハンドボール競技の運営と選手確保に力を注いだ。民間出身者で初の県体育協会長も務め、本県スポーツの振興に取り組んだ。 
 渡辺氏は日展や日本現代工芸美術展など数々の展覧会に陶芸作品を出品し、高い評価を受けている。県総合美術展覧会では審査員を十二年、運営委員を六年務め、本県の美術振興に貢献してきた。 
 現在も会津美術協会顧問として会津総合美術展の運営に携わる。若手職人による会津工芸新生会設立に尽力し、自身の工房で作品指導に取り組むなど工芸文化発展や後継者育成に貢献している。 
 表彰式は十一月三日、福島市杉妻会館で行う。 

■東京五輪で県勢活躍のため尽力
 宗形氏の話 実業団の選手の確保や県体育協会長時代の賛助会員の拡大など、多くの人の支援で今がある。自分には身に余る賞だと恐縮している。東京五輪で一人でも多くの本県選手が活躍できるよう尽力していきたい。 

■切磋琢磨忘れず伝統を受け継ぐ
 渡辺氏の話 私個人の受賞ではなく先輩や同僚、仲間ら自分と共に歩んだ会津の作家が受けた賞だと感じている。切磋琢磨(せっさたくま)することを忘れずに会津の美術界を盛り上げ、伝統を後輩に受け継いでいきたい。 

福島民報社

最終更新:10/11(木) 12:17
福島民報