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「奥会津編み組細工」 農村の技 人呼ぶ宝 今風バッグ 高値&人気 アカデミー開講定住きっかけに 福島県三島町伝統的工芸品

10/11(木) 7:04配信

日本農業新聞

大手百貨店 熱視線も…

 三島町では1986年から「奥会津編み組細工」などを販売する「ふるさと会津工人まつり」を開く。今年は2日間で町の人口の16倍となる延べ2万6000人が訪れ、過去最高を記録した。

 高価な物で山ブドウ細工のバッグは30万~40万円、ヒロロ細工のバッグも7、8万円ほどで販売。2日間で300万円を売り上げた人もいる。

 毎年、東京や大阪などの有名デパート5、6社から「定期的に販売したい」と依頼が来るが、基本的に町外での販売はしない。町に訪れないと買えないようにし、人口約1600人の町に活気をもたらしている。

 山形県西川町大井沢地区では、冬の手仕事として山ブドウの皮で作った農作業用の籠など、つる細工作りが盛んだった。つる細工の人気の高まりで、手提げ籠や斜め掛けの製品を作るようになった。大井沢つる細工組合の志田友之会長は「一つ数万円で売れ、首都圏の客が多い」と話す。

 秋田県由利本荘市中直根地域では、特産のアケビを生かした地域づくりを進める中で、つる細工に取り組む。もともと農作業に使う腰籠をアケビつるで作っていたが、つる細工ブームに乗り、5年ほど前から有志のグループで作り方を勉強。鍋敷きやコースター、小物入れを地元の直売所で販売している。

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最終更新:10/11(木) 7:04
日本農業新聞

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