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Facebookの嫌がらせコメントを一掃!ネットいじめはなくなるのか

10/11(木) 7:12配信

ギズモード・ジャパン

嫌がらせは読まずに一気に削除!

SNSについてまわる問題がハラスメント/嫌がらせです。Facebook(フェイスブック)はそんなハラスメント対策に新しいツールを導入するようです。そのツールとは、「複数のコメントの同時削除」。たしかになにかの事件をきっかけに嫌がらせコメントが特定の人物に一気に大量に届くことがあります。深刻な事態だと、ひとつひとつ内容を読んで削除するプロセス自体が非常に精神的な負荷となります。複数のコメントを一気に削除できるようになれば、そのストレスが軽減されるかもしれません。

【画像】Facebookの嫌がらせコメントを一掃!ネットいじめはなくなるのか

今年はじめに大きく話題になったFacebookアルゴリズム大幅変更では、ニュースフィードに友人や家族からの投稿を優先して表示されることになりました。その時も「意味のあるソーシャル上のやり取り」をユーザーに持ってほしいとマーク・ザッカーバーグは語っていました。そこからさらに一歩進めて、ユーザーが嫌がる種類のコメントを減らそうとしているわけです。

セーフティ責任者であるAntigone Davisさんが公式ブログで発表したところによると、新しい機能によって複数のコメントを読まずに同時に削除することができるようになるとのこと。またハラスメントを受けていると判断したら、別のユーザーによって報告することもできるようになるようです。こういったコメントはフラグが報告され、Facebook側のモデレーターによって検査され、このコメントが実際にコミュニティ・スタンダードに違反しているかどうかを判断されることになります。

もちろん、コメントをつけた側がハラスメント報告に異議を唱えることもできます。

また、特定の単語の使用をコメント欄からブロックするという機能も試しているとのこと。たしかに明らかに誹謗中傷でしかないコメントは単語ブロックによって一網打尽にできるかもしれません。政治家や芸能人といった有名人を保護するための取り組みも強化する予定のようです。重要な議論はもちろん継続できるようにするものの、「有名人を直接巻き込むような深刻な攻撃」は検閲をするようになるだろう、とのこと。有名人の中でも年齢が若い人たちを対象に、すでにこういった取り組みがここ数ヶ月間行なわれてきました。それが全年齢を対象に広げられるというわけですね。

「他人の人間性を奪うような発言」を取り締まる、というツイッターの発表から1週間後に出されたFacebookのこの発表です。大手プラットフォームが本格的にSNSハラスメントに取り組む姿勢を見せてきたわけですが、さて実際に効果を見せるのでしょうか。ツイッター、そしてFacebookが所有するInstagramでは2016年から一定の単語をブロックできるようになっていますが、SNSにおけるハラスメントは激化の一途をたどっています。

たしかに有名人たちをターゲットにした誹謗中傷には目を疑うような悪質なコメントが、大量につけられるのをよく見ますよね。SNS自体によるこういった取り組みで状況が改善されることを祈ります。

Source: Facebook Newsroom

Jennings Brown - Gizmodo US [原文] ( 塚本 紺 )

Image: Tero Vesalainen / iStock / Getty Images Plus / ゲッティイメージズ

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