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渋谷駅を拡幅か。「田園都市線」の混雑、抜本緩和へ

10/11(木) 8:29配信

ニュースイッチ

東急電鉄、事業化の可能性を調査

 東京急行電鉄は田園都市線の遅延・混雑解消を狙いに、渋谷駅地下ホームの拡幅を構想し、事業化が可能かを調査する。拡幅には技術的・構造的な困難が予想され、事業費は1000億円超と見込まれる。鉄道事業における喫緊の課題として、他のプロジェクトに優先して取り組んでいく考え。計画を具体化させた上で、関係各所に提案し、早期の合意形成を目指す。

 東急線沿線は今後も人口増が進み、ピークを2035年と予測。15年度の国勢調査で、従来の20年想定よりもピークが15年遅れることが分かった。このため田園都市線の抜本的な改善策で、最も乗降客が多く、混雑が著しい渋谷駅の改良に取り組むことを判断した。

 田園都市線の渋谷駅はホームの両側が線路に接している島式の1面2線。東京メトロ半蔵門線と接続し、同線および東武鉄道線と相互直通運転している。乗降客が狭い同一ホームに集中するため、混雑が著しく、遅延が慢性的に発生している。

 ホーム増設を軸に検討するが、駅はビルの基礎部分に囲まれており、地下空間の創出には障害が見込まれる。運転を維持しながらの工事には技術的な検討課題も出てきそうだ。
 
 多額の事業費を賄うため、国が検討を進めている都市鉄道整備に加算運賃を適用する新制度の活用も視野に入れる。地権者や鉄道他社など関係者との合意形成に加え、広く利用者から理解を得ることも重要となる。

 田園都市線は首都圏有数の混雑路線で、渋谷―池尻大橋間の朝ラッシュ時乗車率が17年度に185%に達している。

最終更新:10/11(木) 8:29
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