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電車が牛に! 「うしでんしゃ」あらわる 車内は牧場 東急こどもの国線で運行

10/11(木) 11:10配信

乗りものニュース

車内は「牧場」にする予定

乗りものニュース

 東急電鉄が、2018年10月11日(木)から2020年3月31日(火)まで、こどもの国協会と雪印こどもの国牧場(横浜市青葉区)と連携して「こどもの国線楽しモウ~」イベントを実施。こどもの国線(長津田~こどもの国間3.4km)でラッピング電車「うしでんしゃ」を運行します。

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 イベントは、こどもの国線を含む田園都市線西部の活性化するために行うもの。定期客以外の多くの人にこどもの国線を利用してもらい、「こどもの国」の来園者増加と認知度向上、環境悪化を鉄道利用によって防止することを目的に行うものです。

「こどもの国」は横浜市青葉区と東京都町田市にまたがる、多摩丘陵の雑木林をそのまま生かした自然の遊び場。1959(昭和34)年に、当時の皇太子殿下(現在の天皇陛下)のご成婚を記念して開園しました。園内には遊具広場やサッカー場などがあり、雪印こどもの国牧場が併設されています。

 東急電鉄は活性化にあたりこの牧場に着目し、世田谷線で運行した「幸せの招き猫電車」のように、動物のラッピングが人々に愛されるということから、電車を「牛」にしたそうです。

「うしでんしゃ」は、Y0系電車1編成(2両)に、ホルスタイン種の牛をイメージしてラッピング。車両の前面は牛の顔、側面は白と黒の牛模様にして、しっぽもデザイン。内装は検討段階ながら、牧場をイメージしたラッピングを予定しているといいます。

 運行は2020年3月31日までの予定。車両運用の都合による定期的な運休がありますが、土日はなるべく運行するそうです。運行予定は東急電鉄のウェブサイトで事前に発表されます。

東急の実はかんたんではないラッピング電車 そして「のるるん」も牛に

 こうしたラッピング電車には、走行する都道府県によって屋外広告物条例による規制があります。こどもの国線が走るのは、神奈川県の横浜市緑区と青葉区で、その車両基地である長津田検車区は東京都町田市と横浜市緑区にまたがって存在。そのためこどもの国線の車両は、車体面積の10分の1しかラッピングできないという東京都屋外広告条例の対象になります。

 そこで東急電鉄は東京都と交渉。東京都側は趣旨を理解し、「車両基地は営業路線ではない」ということで、条例の対象外になったとのこと。こうして車体すべてをラッピングした「うしでんしゃ」が実現しました。ちなみに横浜市はその都度、審査するそうです。

 またイベントでは、2018年11月30日(金)までスタンプラリーも開催。長津田駅と雪印こどもの国牧場に設置したスタンプを巡るものです。スタンプを集めると「うしでんしゃ」グッズ、または東急電鉄のマスコットキャラクター「のるるん」が牛になった、「うしのるるん」グッズがもらえます。

 11月3日(土・祝)と4日(日)には、雪印こどもの国牧場で「牧場まつり」を開催。「うしのるるん」も参加します。

乗りものニュース編集部

最終更新:10/11(木) 11:10
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