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「赤」「丸」特徴の丸ノ内線新車「2000系」登場 地下鉄で異例、コンセント設置のワケ

10/11(木) 14:56配信

乗りものニュース

「昔の丸ノ内線」と「丸」をデザイン

 東京メトロは2018年10月11日(木)、車両基地の中野検車区(東京都中野区)で、丸ノ内線の新型車両「2000系電車」を報道陣に公開しました。同線に新型車両が導入されるのは02系電車以来、約30年ぶりです。

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 2000系は銀座線に導入された新型車両の1000系電車をベースにしつつ、「昔の丸ノ内線」をほうふつとさせる姿になっているのが特徴です。車体を赤いシートで覆い、白い帯を配置。帯の上には「サインウェーブ」と呼ばれる波模様が描かれました。

 丸ノ内線は1954(昭和29)年から1962(昭和37)年にかけて、現在の池袋~大手町~新宿~中野坂上~荻窪間(本線)24.2kmと中野坂上~方南町間(方南町支線)3.2kmが開業。このころ導入された300形電車や500形電車は車体全体を赤く塗り、白い帯とサインウェーブによる装飾が施されました。茶色の鉄道車両が多かった当時としてはひじょうに斬新なデザインで、赤い車体と白い帯、サインウェーブは丸ノ内線の代名詞にもなっていました。

 なお、白い帯とサインウェーブの装飾は300形などが窓の下に施されたのに対し、今回公開された2000系は窓の上に設けられました。東京メトロは「ホームドアがある駅でも見えやすいよう、窓の上に配置しました」としています。

 このほか、丸ノ内線の「丸」にちなんだデザインも随所に採り入れられました。先頭のガラスは丸みを持たせたものを採用。車両の端には円形の窓(丸窓)を設けました。東京メトロの車両に丸窓が採用されるのは初めてです。車内も「丸」のデザインが採り入れられていて、天井パネルは球面の形状を採用。これにより「開放的な車内空間を演出」したといいます。

 東京メトロ車両部設計課長の荻野智久さんは報道公開後の記者会見で「やっぱり丸ノ内線といえば、路線カラーのビビッドな赤い色。これが2000系のウリのひとつです」と話しました。

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最終更新:10/12(金) 18:14
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