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玉城デニー氏が「選挙で普天間基地の危険性を隠した」は誤り 竹田恒泰氏が発言

10/11(木) 18:08配信

BuzzFeed Japan

沖縄県の新知事に就任した玉城デニー氏。米海兵隊・普天間基地の「辺野古移設」に反対する路線を、亡くなった翁長雄志知事から継承している。その玉城氏をめぐり、選挙戦で「普天間基地の危険性の除去に一度も触れなかった」「危険性をひた隠しにしてきた」という言説が広がっている。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

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結論からいうと、これは誤りだ。BuzzFeed Newsは、ファクトチェックを実施した。

そもそも、普天間基地とは…?

滑走路などが市街地に迫っていることから「世界一危険な基地」とも呼ばれる普天間基地は、宜野湾市の住宅街の中心に位置し、市の4分の1を占めている。

1996年には、日米両政府の間で5~7年以内に返還するとの合意が結ばれている。ただ、その移設先が米海兵隊基地キャンプ・シュワブ(名護市)がある辺野古地区とされている。県内移設に反対する県民が多いこともあり、議論が混迷を極めたままだ。

普天間基地の近隣では関連する事故も相次いでいる。

2004年8月に米軍ヘリが隣接する沖縄国際大学の構内に墜落したほか、2017年12月にも普天間第二小学校のグラウンドにヘリのドアが、保育園に部品が落下した。

事故のあった小学校には2018年9月に、シェルターが設置された。米軍機が学校に近づいたことに伴う子どもたちの避難は、グランド使用が再開された2月から7ヶ月で、700回を超えている。

竹田恒泰氏の発言が拡散

この普天間基地について、玉城氏が選挙戦を通じて「普天間基地の危険性の除去については一言も触れないまま、選挙を進めた」という指摘が上がっている。

発言を繰り返しているのは、明治天皇の玄孫である作家の竹田恒泰氏だ。

10月11日の「虎ノ門ニュース」(DHCテレビ)では以下のように発言している。

《だから隠してるわけですよ。普天間の危険性の除去については一度も触れずに選挙を戦い、そのあとの記者会見でも一言も触れない》

また、「Business Journal」(10月9日)では、竹田氏の同様の分析を引用した記事が、【玉城デニー沖縄知事誕生、中国の国益に…玉城知事がひた隠す「普天間基地の危険性」】という見出しで記事が配信されている。

この言説は、いずれも様々な形でネット上に広がりつつある。

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最終更新:10/12(金) 10:33
BuzzFeed Japan

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