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【特集】乳がん公表から1年 歌手・麻倉未稀さん、「HERO」と共に

10/11(木) 14:39配信

MBSニュース

歌手でタレントの麻倉未稀さん。麻倉さんは去年、偶然受けた検診で乳がんがわかり、左の乳房をすべて切除し今も薬物治療を続けています。自身の経験を包み隠さず公表することを決断した麻倉さん。がんに向き合う“思い”を取材しました。

去年に「乳がん」と判明 手術を決心

「私、すごくサボっていました。藤沢市の検診も実は受けていなかった。それは大反省。もう少し早く見つかっていれば」(麻倉未稀さん)

歌手でタレントの麻倉未稀さん(58)。去年、5年ぶりに受けた検診で乳がんが見つかりました。病気がわかって1年あまり、今は自らの体験を語り検診や検査の大切さを訴えています。

麻倉さんといえば、80年代を代表する人気ドラマ「スクールウォーズ」の主題歌「HERO」をパワフルに歌い一世を風靡。その後も歌手活動を続けてきました。実は麻倉さん、数年前から胸に少し異変を感じていましたが、あまり気にすることなく検査に行きませんでした。

「(胸を)ちょっと触ったら『ん?』という感触はあった。左にあって右も触ったら同じ感じかなと思って…。触診の仕方がわからなかった」(麻倉未稀さん)

左の胸に3センチと2センチのしこりが2つありました。去年、テレビ番組の企画で軽い気持ちで受けた人間ドックで病気がわかったのです。がんの進行度を示すステージは「2」。主治医からは乳房の全摘を勧められ、手術を受けることを決めました。

「胸をなくすことはすごく嫌だけど…命を取るか胸を取るかっていう最終的な覚悟がどこでできるか。私は『いいです。胸を切ります』と言って。そういうことで長引かせるよりはすぐに歌いたいからと」(麻倉未稀さん)

専門医「乳房再建も保険適用」

今も薬を飲みながら通院を続けている麻倉さん。

「体調に問題ない?術後1年2か月で1年目のCTをしたので一緒に見ましょう」(湘南記念病院 土井卓子乳がんセンター長)

この日は、手術から1年を機に撮影したCT検査の結果を聞く日です。再発や転移がないか少し不安でした。

「リンパ節に転移することもあるが、今、腫れているところもない。肝臓に転移もないか見ているが、異常所見もない」(土井卓子医師)

画像の楕円形に映っているところががんを摘出しインプラントで再建した乳房です。ここで異常が見つかると、また新たな治療が必要となります。幸い、経過は順調でした。

「ちょっとホッとした。ドキドキしますよね」(麻倉未稀さん)
「検査すれば、みなさんドキドキしますよね」(土井卓子医師)

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最終更新:10/11(木) 15:58
MBSニュース

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