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バチカンへ出発の陳副総統、法王を台湾に招く意向示す/台湾

10/12(金) 13:33配信

中央社フォーカス台湾

(桃園 12日 中央社)陳建仁副総統が11日夜、中華民国(台湾)と外交関係を結ぶバチカンを訪問するため、桃園国際空港を出発した。カトリック信者の陳副総統は特使として、14日に行われる第262代ローマ法王パウロ6世(在位1963~78年)らを「聖人」とする列聖式に出席する。陳副総統は出発前の談話で、現法王フランシスコを台湾に招く意向を示した。

陳副総統は、両国の友好関係は緊密で安定しているとした上で、宗教の自由や民主主義、人権、世界平和などの普遍的価値にのっとって具体的な行動でバチカンを支持する台湾の姿勢を示した。式典前後には、法王庁の慣例によりフランシスコ法王と面会する場が設けられる。陳副総統は、蔡英文総統や国民を代表して法王に敬意を表し、台湾訪問を歓迎する旨を伝えるという。

一方、バチカンが国交のない中国と司教任命問題について暫定合意に達したことについては、中国が一歩ずつ宗教の自由の実現に近づけばと期待を示し、両岸の平和を願った。

バチカンは台湾と外交関係を持つ17カ国のうち唯一の、欧州における「国交締結国」。訪問団はバチカンに4日間滞在し、16日に帰国する予定。

(邱俊欽/編集:塚越西穂)