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<環境対策企業調査>微細プラ、関東と関西の河川で広く確認

10/12(金) 21:33配信

毎日新聞

 ◇河川11本の流域26カ所中、25カ所から発見

 ITを利用した環境問題対策をするベンチャー企業「ピリカ」(東京都渋谷区)は12日、関東地方と関西地方の河川11本の流域26カ所中、25カ所から5ミリ以下のマイクロプラスチックなどのプラスチック片が見つかったと発表した。河川の上流でも検出され、汚染が流域全体に広がっていることが浮き彫りとなった。

 今年5~9月、関東、関西、米ニューヨークの河川や港湾計38カ所を調査。ピリカが開発したマイクロプラスチックなどの水中での浮遊量を短時間で調べる機器を使用し、水をろ過して採取した固形物の成分を分析した。

 利根川水系の綾瀬川(埼玉県)で水1立方メートルあたり約9.1個のプラスチック片を検出し、淀川水系の大川(大阪市)では約19.8個が見つかった。このほか、港湾(9カ所)、米国の河川(3カ所)の全てでも発見された。プラスチック片のうち約23%は人工芝とみられる緑色のもので、このほか、農業用の肥料カプセルとみられるものもあった。

 ピリカの小嶌(こじま)不二夫社長(31)は「調査したほとんどの場所で検出され、驚いた。雨水に混じって流れ込んでいることも考えられ、これまでとは違う対策を考える必要がある」と話している。【椋田佳代】

最終更新:10/12(金) 22:26
毎日新聞

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