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【秋華賞 「チーム国枝の挑戦」】開業獣医師が歩様から感じ取るアーモンドアイの素質

10/13(土) 6:03配信

スポーツ報知

◆第23回秋華賞・G1(10月14日・芝2000メートル、京都競馬場)

 アーモンドアイの魅力は、レースで見せる豪快なパフォーマンスに限らない。国枝厩舎を担当する開業獣医師の関元邦広(46)は、厩舎の敷地内でゆっくりと歩く姿に「いいなあ」と思わず見とれてしまうという。

 先代から引き継いだ2010年の開業以来、藤沢和、堀、鹿戸などの有力厩舎を担当する日々で多くの活躍馬に接してきた。開業直後に牝馬三冠に輝いたアパパネも知るドクターは、アーモンドアイの普段の歩様から素質を感じ取る。「アパパネも決して悪くなかったですが、アーモンドアイの方がバネが利いているんでしょうね。リズム感がすごくいいですね」。獣医師が注意深く見るポイントで、際立った雰囲気を醸し出しているのだ。

 「3歳の春先の時点で、馬体としてほぼ完成していたと思う。早い時期に仕上がっていた」というアパパネに対して、アーモンドアイは「現時点でまだまだだと思う」と、伸びしろを感じている。スピードを生み出す良質な筋肉は共通点というが、「アーモンドアイの方が切れる感じがしますね。馬体を見ていても、しっかりつくべきところに現状でもバランス良くついている」と、爆発力の“源泉”にうなる。

 これまで最も驚かされたのは桜花賞の直前という。強い競走馬はレースが近くなると、理解して自分から体をつくると言われる。「1週前と当週でガラッと変わったんです。私の感覚で歩様から、すごく良くなった。最近ではここまでの変化を見たことがなかったし、やはり“賢い馬”なんでしょうね」。日本ダービー馬レイデオロや国内外G1・6勝のモーリスなど名馬も担当してきたなかでも、サラブレッドとしての資質は目を引く。順調な成長曲線とともに天才肌の素質は磨かれてきた。=敬称略=(取材、構成・坂本 達洋)

最終更新:10/14(日) 23:49
スポーツ報知

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